ドラコン世界1の称号を獲得したこともあるエディ・フェルナンデスが7月27日にSNSに投稿したビデオが大きな話題を呼んでいる。そのビデオの主人公は松山英樹。電光石火のひと振りはヘッドスピード130.3mph(約58.25m/s)、ボールスピード(初速)191.3mph(約85.51m/s)と驚異の数字を叩き出し本人も両腕で力こぶ見せるマッスルポーズで「ベストボールスピード」と普段あまり見たことのないような笑顔を見せた。

“ファスト・エディ(超速エディ)”のニックネームを持つフェルナンデスから練習場で「100パーセントで振りちぎって!」とハッパをかけられた松山が放ったショットにドラコン王者も「ワオ! こりゃあ凄いぜ」と感嘆の声を上げた。

トラックマンに表示されたヘッドスピードは130.3mph(約58.25m/s)、ボールスピードは191.3mph(約85.51m/s)。「感想は?」と聞かれた松山は破顔一笑「ベストボールスピード」と胸を張った。

画像: 松山英樹がSNS上でマン振りドライバーショットを披露!(写真は2022年の全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)

松山英樹がSNS上でマン振りドライバーショットを披露!(写真は2022年の全米オープン 撮影/Blue Sky Photos)

「ヒデキ・マツヤマとスピードトレーニング中」と題されたビデオには「この2球後に数値が131.4と191.4に上がった」とキャプションがつけられており米ゴルフダイジェストは「目を見張るショット。日本のスターがドラコン大会に出場する準備をしているわけではないだろうが、これはかなり印象的だ」と絶賛している。

Twitter: @FastEddie480 tweet

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今シーズン松山の平均ヘッドスピードは115.64mph(約51.69m/s)で部門別ランキングでは84位。ツアーの平均114.46mph(約51.17m/s)を少し上回る程度。この部門をリードしているのはキャメロン・チャンプで124.77mph(55.78m/s)、ドライビングディスタンスは平均319.7ヤード。松山は平均305.6ヤードだが今回チャンプ超えのヘッドスピード131.4mphを叩き出しているのだから飛ばそうと思えばとんでもない飛距離を稼げる計算になる。

当然ゴルフは飛ばしを競うゲームではないので練習場で繰り出したドライバーショットのような球が必要な場面はほとんどないだろう。しかしポテンシャルを上げる鍛錬を積むことで実戦にもメリットがあるはずだ。

そしてもう1つ話題になったのが松山の代名詞ともいえるトップでの間がドラコンビデオではなくなっていたこと。マスターズを制覇した日本のエースはトップでクラブを静止させる絶妙な間の持ち主。松山に憧れる韓国のイム・ソンジェもそれを真似している。

しかしビデオではややコンパクトなトップから間のない一瞬の切り返しで猛烈なヘッドスピードを生み出しているのだ。

「タイガーといえば日曜日の赤の服、ケビン・ナといえばカップインの前に歩き出すスタイル。それらと同様松山といえば切り返しの間が代名詞だったのにニュースウィングではそれがない!」と騒ぎになっている。

3Mオープン初日終了後手首の痛みを訴え棄権した松山がその後こんなにパワフルなショットを打てるまで回復しているということはファンにとっては朗報だ。

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