PGAツアーは今週タイガー・ウッズが96年にプロ初優勝を飾ったシュライナーズチルドレンズ・オープン(当時の名称はラスベガス招待)を開催中。そういえば最近タイガーの動向を伝えるニュースはめっきり少なくなった。そんななかスタンフォード大学時代ゴルフ部のチームメイトで親友のノタ・ビゲイがPGAツアーラジオで「みんなが思っているより早くタイガーを見られるかもしれない。この秋サプライズがある」と発言し話題になっている。

ビゲイはタイガーのチームメイトというだけでなく寮では同じ部屋で過ごしたルームメイト。プロ入り後も親交は深くビゲイはタイガーにもっとも近い人物のひとり。そんな彼がタイガーについて「競技で戦えると判断したら出てくるだろう。みんなが思っているより早く彼の勇姿を見られるはず」と発言したのだ。

画像: 2016年のライダーカップでのタイガー・ウッズとノタ・ビゲイⅢ。久しぶりにタイガーの勇姿が見られるのか? 学生時代からの友人である彼の発言だけに信憑性は高い(写真/GettyImages)

2016年のライダーカップでのタイガー・ウッズとノタ・ビゲイⅢ。久しぶりにタイガーの勇姿が見られるのか? 学生時代からの友人である彼の発言だけに信憑性は高い(写真/GettyImages)

今のところ確実視されているのが12月に開催される親子大会PNC選手権への3年連続出場。昨年息子チャーリーくんとのペアでタイガー親子は優勝したジョン・デーリー親子に次ぐ準優勝だった。

それより前に開催されるタイガーがホストを務めるヒーロー・ワールド・チャレンジは20名のフィールドですでに17名の出場選手が決まっている。残り3つのスポットが空いてるいるが、そのひとつに46歳のタイガーが入るかどうか注目の的。

「思うに彼は出るだろうね」とビゲイ。「(出場の)アナウンスはおそらく大会直前になる。でもきっと彼は出るよ」

前回タイガーが同大会に出場したのは19年。そのときは4位に入っている。ちょうどプレジデンツカップがオーストラリアで開催されたのと同じタイミング。タイガーが米チームのキャプテンを務めライバル、アーニー・エルスが世界選抜を率いてのドリームマッチでタイガー主将がチームを勝利に導いたのは記憶に新しい。

今年のプレジデンツカップにタイガーの姿はなかった。しかし米チームキャプテンのデービー・ラブⅢによると「タイガーとは毎日連絡を取り合っていた。彼のアイディア、戦略を大いに参考にさせてもらった」のだとか。

4日にライガーカップの次回大会の発表イベントが開催地イタリア(ローマ)でおこなわれた際も次期米チームキャプテンのザック・ジョンソンが「タイガーには何らかの形でチームに加わってもらう」と公言。「彼とはしょっちゅう連絡を取り合っている」と明かしている。

プレジデンツカップにしろライダーカップにしろタイガーはアメリカチームの象徴的存在。彼が背後にいるというだけで選手たちの士気は上がる、

ビゲイがいう「サプライズ」はいつになるのか? 今年はマスターズ、全米プロ(3日目を終え棄権)、全英オープンでしか見ることができなかったタイガーがコースで躍動する機会が今後増えることを期待したい。

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