猛者揃いのPGAツアーで、2022年度のドライビングディスタンス1位に輝いたキャメロン・チャンプ。今年は10月のZOZOチャンピオンシップにも出場、8位に入った。同大会で使ったニュードライバーがピンのニューモデルG430LSTだった。米国のピン本社クラブ担当に話を聞いた。
画像: PGAツアー屈指の飛ばし屋、キャメロン・チャンプの新しいドライバー。ピンのG430LST、ロフトは10.5度(PH/Hiroyuki Okazawa)

PGAツアー屈指の飛ばし屋、キャメロン・チャンプの新しいドライバー。ピンのG430LST、ロフトは10.5度(PH/Hiroyuki Okazawa)

G430ドライバーのテストはLSTモデルからスタートしましたが、打ち出してすぐに好感触を得て、モデルはこれに決定。さらに、最適な打ち出し数値を得るには、ロフトは10.5度、シャフトは軟らかめが良いとわかり、複数の組み合わせをテストした後、G430LSTの10.5度、シャフトはベンタスTRレッドに決まったのです。また、(チャンプの場合は)軟らかなシャフトのほうが強く振っても左へのミスが出にくいというデータも取れました。

画像: シャフトはベンタスTRレッドの6ーX。フレックスはXだが、チャンプにとっては軟らかめ

シャフトはベンタスTRレッドの6ーX。フレックスはXだが、チャンプにとっては軟らかめ

フェアウェイウッドはG430MAXの5番

フェアウェイウッドを2本入れるという選択肢は、彼の中になかったので、より短く、より高い球で
狙える5Wを選びました。ロフト18度のヘッドですが、最適なキャリーを得るため17度に調整して使
っています。

画像: フェアウェイウッドは1本、G430MAXの5W。ロフトは1度立てて17度

フェアウェイウッドは1本、G430MAXの5W。ロフトは1度立てて17度

アイアンはi525とiブレードのコンボセッティング

ティーショットで3Iを多用する彼は、高く上がってスピンも入るi525がお気に入り。パー5の2打目で使うことが多い4Iも同様の理由でi525を入れています。この2本は大きめのヘッドサイズでミスに強い寛容性も高く評価してくれています。その下の番手はiブレードです。彼が得意なスリークオーターショットでも、「十分な高さが出てくれるから」と、このモデル。飛距離の流れを考慮して4Iから入れています。

画像: 3Iと4Iはセミラージサイズで優しさ重視のi525。この下の番手からはマッスルバックタイプのiブレード

3Iと4Iはセミラージサイズで優しさ重視のi525。この下の番手からはマッスルバックタイプのiブレード

パターはPLDタインのカスタムモデル。このパターは、PLDカスタムというプログラムで彼の要望に応えたタインヘッドのカスタム。ロフトは2.5度。PLDカスタムは日本でも展開しています。

画像: PLDタイン カスタムパター

PLDタイン カスタムパター

キャメロン・チャンプ/1995年6月生まれ。カリフォルニア出身。テキサスA&M大学を経てプロ転向。2018年サンダーソンファームズ選手権でPGAツアー初優勝。平均飛距離321ヤードはツアー1位。通算3勝

画像: キャメロン・チャンプの14本。ボール契約はせずに、現在はプロV1を使用

キャメロン・チャンプの14本。ボール契約はせずに、現在はプロV1を使用

画像: ドライバーからパターまで、すべてピン

ドライバーからパターまで、すべてピン

画像: ‟中途半端な距離”60ヤードが打てない! どうすれば? 元野球プロ・武田一浩が高島早百合に教わった、アプローチの距離調節のコツ youtu.be

‟中途半端な距離”60ヤードが打てない! どうすれば? 元野球プロ・武田一浩が高島早百合に教わった、アプローチの距離調節のコツ

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