今季、毎試合のように上位に顔を出していた吉田優利。とくに9月のゴルフ5レディスから11月のTOTOジャパンクラシックまでの10試合で見ると、トップ10以内がなんと8試合と驚異的な安定感だ。そのプレーを支えるクラブについて、契約するブリヂストンゴルフの担当者に話を聞いた。
画像: 吉田優利

吉田優利

B1ドライバーで2022年のトータルドライビング7位

B1ドライバーを使い始めたのは昨年のリコーカップからです。以前使っていたドライバーが(筋力の変化や疲労などで)少し曲がりだしたので、そのタイミングで「切り替えてみよう」となりスムーズにスイッチできたことを覚えています。ソールの前寄りに貼った鉛は、スピン量を少し減らすためのカスタム調整です。(同担当者)

画像: 1WはB1×スピーダーNXグリーンの組み合わせ

1WはB1×スピーダーNXグリーンの組み合わせ

今シーズンの平均飛距離は240ヤード、フェアウェイキープ率は71.7%。トータルドライビング7位の成績だ。。ロフトは9.5度、長さは45インチ。スピーダーNXグリーンシャフト装着は、今年の7月(ニッポンハムレディス)から。「この組み合わせにして、弾道がさらに安定して、曲がり幅が少なくなりました」(本人)

画像: ブリヂストンB1ドライバー。シャフトはスピーダーNXグリーン

ブリヂストンB1ドライバー。シャフトはスピーダーNXグリーン

アイアンは今年の6月(サントリーレディス)から、鍛造ハーフキャビティの221CBを使う。

使用していた201CBと比較テストした際、吉田プロは「何の違和感もなく使えて、狙ったところに狙った高さで打てます。しかも弾道の安定感が高いので気に入りました」と、こちらも問題なくスイッチ。ライ角を本人仕様にしただけで、ソールは市販モデルと一緒です。(同担当者)

このモデルは6番からPWで、5番アイアンだけは、「ボールが楽に上がるから」と、セミラージサイズの222CB+。

画像: 6I~PWはブリヂストン221CB。シャフトはKBSツアー

6I~PWはブリヂストン221CB。シャフトはKBSツアー

スコアメークのカギ。3年間愛用する2本のJGR HYユーティリティ

2本のUTは3年以上バッグに入れるJGR HY。同担当者に聞くと、「操作性の良さと、いい意味でつかまり過ぎずに使いやすいようです」。3本のウェッジはひと世代前のBRMモデル。今シーズン使い切って、オフに新モデルに移行予定だという。

ロフト19度の3U(写真)は200ヤード、22度の4Uは190ヤードの距離を狙うクラブ。アッタスEZ370。しなり感のあるテイストに、ピンが狙える剛性を加えたシャフト。パターは、プロ入り前から使用しているホワイトホットインサート仕様のオー・ワークス ブラック#2W。「このインサートだと、打感や打音、出球のイメージがぴったり合うんです」(本人)

画像: ツアーB X。自ら描いたサイトラインもバッチリ

ツアーB X。自ら描いたサイトラインもバッチリ

パットの打感を重視する吉田。「しっかりした打感のほうが距離感を出しやすい」とツアーBXを使用。

画像: 3Wがシム2MAX。12本が新旧ブリヂストン

3Wがシム2MAX。12本が新旧ブリヂストン

よしだ・ゆうり/2000年4月生まれ。千葉県出身。日本ウェルネススポーツ大学在学中、プロ入りは2020年。今季優勝はないが、ツアー3勝目を目指してプレー中

週刊ゴルフダイジェスト11月15日号より(撮影/大澤進二、岡沢裕行、ゴルフ雑誌協会)

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