ドライバーはプロトタイプのタイトリストTSR1。ツアー復帰後のペリカン選手権での復活優勝もこのモデルだった。TSR1は正式発表されていないモデルで詳細は不明だが、コルダがTSR1の前に使用していたのはTSi1。TSiシリーズ中、軽量化を追求、「ウルトラライトウェイト・ディスタンス」を謳っていたモデル。当然、今回のTSR1も軽量化をさらに進化させて“振りやすさ” “ヘッドスピードUP” “ボールス初速UP”を突き詰めたドライバーだと思われる。
![画像1: 正式発表前のタイトリストTSR1のプロト、ロフトは9度。シャフトはディアマナGT。ボールはプロV1](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/71b63d3ecc2410419cddcf9d9895be1280bba624.jpg)
正式発表前のタイトリストTSR1のプロト、ロフトは9度。シャフトはディアマナGT。ボールはプロV1
![画像2: 正式発表前のタイトリストTSR1のプロト、ロフトは9度。シャフトはディアマナGT。ボールはプロV1](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/6007b8a17c7682d3d496bf540d15700fe33c4e69.jpg)
正式発表前のタイトリストTSR1のプロト、ロフトは9度。シャフトはディアマナGT。ボールはプロV1
![画像3: 正式発表前のタイトリストTSR1のプロト、ロフトは9度。シャフトはディアマナGT。ボールはプロV1](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/5fade7b25f0755d06ff8916070653994d8fcc3aa.jpg)
正式発表前のタイトリストTSR1のプロト、ロフトは9度。シャフトはディアマナGT。ボールはプロV1
ニューTSR1プロトは振りやすく、さらに弾道安定性が高い
コルダ本人はこのドライバーについて、次のようにコメント。「ニューTSR1はフィーリングが非常によくて、スムーズにスイッチできました。弾道、高さ、その安定性が高いので、とても気に入っています。結果、トータル飛距離が伸びています。キャリーは数ヤードプラス、ランは5~10ヤードプラス。とくにパー5でアグレッシブに攻めていくのに大きな武器になっています」(コルダ)。
シャフトはディアマナGT。チップ側(シャフト先端)とバット側(手元)の剛性を高めて、スピーディなしなり戻しと挙動安定感を求めたタイプ。見るからに細身でパワーじゅうぶんとはいえないコルダが280ヤード近く飛ばせる秘密は、このドライバーとシャフトのマッチングによる貢献度も高そうだ。ちなみに、撮影時のフェアウェイウッドは2本とも前作TSi2だが、7Wは新しいTSR2にスイッチしている。
![画像1: 5I~PWはT100(初代)、シャフトはスチールファイバーi80。ウェッジは50・54度がSM9、58度はボーケイ ウェッジワークス、シャフトはスチールファイバーi95。パターはキャメロンのスクエアバックプロト](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/8d5d4eb1b96bfc4f030de8c07447c2d2fbbd056a.jpg)
5I~PWはT100(初代)、シャフトはスチールファイバーi80。ウェッジは50・54度がSM9、58度はボーケイ ウェッジワークス、シャフトはスチールファイバーi95。パターはキャメロンのスクエアバックプロト
![画像2: 5I~PWはT100(初代)、シャフトはスチールファイバーi80。ウェッジは50・54度がSM9、58度はボーケイ ウェッジワークス、シャフトはスチールファイバーi95。パターはキャメロンのスクエアバックプロト](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/3c72260b983a22e53b4f3552f2b8977a92545454.jpg)
5I~PWはT100(初代)、シャフトはスチールファイバーi80。ウェッジは50・54度がSM9、58度はボーケイ ウェッジワークス、シャフトはスチールファイバーi95。パターはキャメロンのスクエアバックプロト
![画像3: 5I~PWはT100(初代)、シャフトはスチールファイバーi80。ウェッジは50・54度がSM9、58度はボーケイ ウェッジワークス、シャフトはスチールファイバーi95。パターはキャメロンのスクエアバックプロト](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/946787fcb2ba40eed224583662e608797bd3a264.jpg)
5I~PWはT100(初代)、シャフトはスチールファイバーi80。ウェッジは50・54度がSM9、58度はボーケイ ウェッジワークス、シャフトはスチールファイバーi95。パターはキャメロンのスクエアバックプロト
アイアンは初代T100を長く愛用。シャフトはグラファイトとスチールを融合させたスチールファイバーi80。国内外問わず、女子プロに人気の注目シャフト。ウェッジは50・54・58度、バックフェースに「Nelly」の刻印が入っている3本のボーケイ。シャフトはアイアンよりも一段重量のあるスチールファイバーi95。パターはスコッティ・キャメロンSSスクエアバックプロト。コルダはスクエアバックでワイドなブレード型ヘッドを何代も使い続けている。SSはスペシャルセレクトの略。撮影時のボールは2021年モデルのプロV1。今後、2023年モデルに移行するだろう。
![画像: 3Wは入れず、やさしい5Wを多用する。2022年の平均スコアは69.66(6位)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/278167f2d1d487599137165eae83b55bd79702e6.jpg)
3Wは入れず、やさしい5Wを多用する。2022年の平均スコアは69.66(6位)
![画像: 【プロスペック/ネリー・コルダ】細い体でも280ヤード、タイトリストTSR1プロト。ツアー復帰後の復活優勝を支えた新ドライバー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2022/12/13/e61ea7d40b64800a3b6f120574ee4aafd0ff830d.jpg)
ネリー・コルダ/1998年生まれ。フロリダ州出身。ジュニアゴルフ界で活躍した後、2016年プロ転向。通算8勝、メジャー1勝(2021年全米女子プロ)。東京五輪金メダリスト。現在の世界ランクは2位
週刊ゴルフダイジェスト12月27日号より(PHOTO/Yasuhiro JJ Tanabe)