2022年12月17日に、PGMゴルフアカデミー銀座(東京都)で「PGMxGOLFZON CHAMPIONSHIP 2022」決勝大会を開催。1300人超が参加した予選2大会を勝ち抜いた精鋭9人による熱戦が繰り広げられた。
画像: 予選2大会を勝ち抜いた精鋭9人に加え、今平周吾プロ、堀川未来夢プロ、青山加織プロ、ゴルフユーチューバーのTera-You(てらゆー)氏が参戦

予選2大会を勝ち抜いた精鋭9人に加え、今平周吾プロ、堀川未来夢プロ、青山加織プロ、ゴルフユーチューバーのTera-You(てらゆー)氏が参戦

同大会は、ゴルフゾンジャパン株式会社のゴルフシミュレーターによる全国規模のトーナメント。PGM(パシフィックゴルフマネージメント株式会社)の協力を得て、2021年に引き続き開催された。

予選2大会を実施し、それぞれ700人、600人を超えるゴルファーが参加。9ホールのプレーながら1位のスコアは8アンダー、7アンダーというハイレベルの戦いとなった。

画像: 4つのブースに分かれて一斉にラウンド。決勝大会らしくハイレベルなプレーの連続となった

4つのブースに分かれて一斉にラウンド。決勝大会らしくハイレベルなプレーの連続となった

決勝進出を決めたのは、2大会の上位者計7人と、「店舗賞」(参加人数がもっとも多かった店舗に付与される推薦枠)で選ばれた2人の計9人。1組2〜3人ずつ計4組に別れ、18ホールのストロークプレーでスコアを競った。

注目選手の1人は、予選で6アンダーを記録した「とみeeee」さん。本コースでのラウンド経験は4回しかなく、クラブもドライバー以外はよく利用する「神楽坂カントリークラブ」のレンタルクラブを借りてきたという。

画像: コースに出たのはわずか4回という「とみeeee」さんだが、同じ組で回った堀川プロを「ヤバい! ラウンド4回の人と2打しか変わらない」と焦らせるプレーを見せた

コースに出たのはわずか4回という「とみeeee」さんだが、同じ組で回った堀川プロを「ヤバい! ラウンド4回の人と2打しか変わらない」と焦らせるプレーを見せた

また、出場者の中で最年少の「みあ」さんは小学5年生。「店舗賞」での出場だが予選で3アンダーを出した実力者だ。

画像: 参加者最年少、「みあ」さんは小学5年生。コースでのベストスコア78という若き実力者だ

参加者最年少、「みあ」さんは小学5年生。コースでのベストスコア78という若き実力者だ

会場にはゴルフゾンアンバサダーの今平周吾プロ、堀川未来夢プロ、青山加織プロ、ゴルフユーチューバーのTera-You(てらゆー)氏が登場。各組に入り、一緒にラウンドを楽しんだ。

画像: ゴルフゾンアンバサダーたちも参加者と一緒にラウンド。「パター、アプローチが難しいのはわかってたので、アンダー出るかなと思ってたんですけど」と言いつつ今平プロは、1イーグル7バーディ2ボギーの7アンダー65をマークした

ゴルフゾンアンバサダーたちも参加者と一緒にラウンド。「パター、アプローチが難しいのはわかってたので、アンダー出るかなと思ってたんですけど」と言いつつ今平プロは、1イーグル7バーディ2ボギーの7アンダー65をマークした

使用コースは、男子ツアー「HEIWA・PGMCHAMPIONSHIP」が行われたPGMゴルフリゾート沖縄。

「実際に回ったことあるんですよ。グリーン速いじゃないですか。それがリアルで」(青山プロ)

画像: 高速グリーンに苦戦していた青山プロ。「曲がりますか。スライス?」(青山プロ)「1カップぐらい切れそうです」(「みあ」さん)とアドバイスをもらう場面も

高速グリーンに苦戦していた青山プロ。「曲がりますか。スライス?」(青山プロ)「1カップぐらい切れそうです」(「みあ」さん)とアドバイスをもらう場面も

「距離はほんとに同じぐらい。練習になるなと思いました」(今平プロ)

「(今までのシミュレーターで)ゴルフ場感が自分の感覚といちばん合ってる。言い訳がきかない」(堀川プロ)

と、忠実に再現されたコースにアンバサダーたちも驚いていた。

画像: リアルに再現されたコースに「言い訳がきかない」と真剣にプレーする堀川未来夢プロ

リアルに再現されたコースに「言い訳がきかない」と真剣にプレーする堀川未来夢プロ

優勝の行方は、1アンダーで終えた2人によるカウントバックでの判定というデッドヒートに。

結果は18番をパーにまとめた「成長期」さんが優勝し、同スコアながら18番をボギーとした「Join JS」さんは2位に泣いた。3位はイーブンパーの「チャズ」さん。注目の「とみeeee」さんは4オーバー、「みあ」さんは1オーバーと健闘を見せた。

画像: ゴルフ歴はジュニアからという「成長期」さん。シミュレーターのメリットは「少しの時間をうまく使える。30分で1ラウンドできるので、すごくいいと思います」

ゴルフ歴はジュニアからという「成長期」さん。シミュレーターのメリットは「少しの時間をうまく使える。30分で1ラウンドできるので、すごくいいと思います」

「今日はOBを2発打って、ゴルフも久しぶりだったんですけど、なんとか耐えることができて、パターも入ってラッキーだったかなと。あとはほんとに一緒に回っていただいた方に楽しい雰囲気でやらせていただいて。(同組の青山プロは)ただただ可愛かったです。デレデレしてたら18ホール終わってました」(成長期さん)

画像: 大会の最後にゴルフゾンジャパン株式会社代表取締役の今野晃広氏が挨拶

大会の最後にゴルフゾンジャパン株式会社代表取締役の今野晃広氏が挨拶

「皆さん、大変お疲れさまでした。アンバサダーの皆さまもありがとうございました。ほんとにいいプレーを見せていただいて、大変いい大会になったと思います。『成長期』さんも2連覇おめでとうございます。観覧の皆さまもお疲れさまでした。プロのプレーを間近で見る機会はなかなかないので、来年以降もこの大会を継続してやっていきますので、引き続きゴルフゾンの応援をよろしくお願いいたします。」(ゴルフゾンジャパン代表取締役・今野氏)

銀座を舞台に繰り広げられた、シミュレーターによるリアルな熱戦。選手はもちろん、アンバサダー、ギャラリーも大いに盛り上がった興奮さめやらぬうちに幕を閉じた。シミュレーションゴルフという新しい形式での大会は、今後ますます盛り上がっていきそうだ。

2023年週刊ゴルフダイジェスト1月10・17日合併号より(PHOTO/Tsukasa Kobayashi、TEXT/Toshiaki Muraki)

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