シニア参戦3年目を迎え、さらなる飛躍を誓う塚田好宣が飛距離アップを目指し、422ヤードの記録を誇るドラコン選手の飯塚孝幸プロに弟子入り。実際のレッスンが始まったということで現場へ行ってみると……。
スピン量を"2000回転"まで減らして、飛距離アップ!
やっぱり(飛ばしは)“マン振り”ですかね?(塚田)
「スピードアップも大切ですが、まずは上から入りすぎている入射角をレベルに近づけ、フェースで球を長く押すことで強い球を目指します。
今はちょっとスピン量が多いので、ドライバーで2000回転くらいまで減らしたいですね」
とは、ドラコン界で“阿修羅”の異名を持つ飯塚プロ。
年末年始の間、塚田に宿題としていくつかの取り組みをしてもらっていたという。
「なかでも大きいのが、トップで手の位置を低くし、体の回転だけで振れるよう、左手だけストロングに握るようにしたことです。
まだ途中経過ですが、弾道を見てもスピンが減った感じはありますね」
シニア界のトップをひた走るP・マークセンの平均飛距離は290ヤード前後で、塚田の飛距離は270ヤード強、スピン量は3000回転ほど。
順調に低スピン化が進めば、次はスピードアップに取り組む構えだ。4月のシニア開幕戦が待ち遠しい。
飛距離アップの取り組み① 左手だけストロングに握る
飛距離アップの取り組み② 腕と体を一体化し、体で振る
PHOTO/Hiroyuki Tanaka,THANKS/ダイナミックゴルフ千葉
※週刊ゴルフダイジェスト2023年2月7日号「53歳シニアプロがドラコン選手に弟子入り」より