シニア参戦3年目を迎え、さらなる飛躍を誓う塚田好宣が飛距離アップを目指し、422ヤードの記録を誇るドラコン選手の飯塚孝幸プロに弟子入り。実際のレッスンが始まったということで現場へ行ってみると……。
画像: 昨年6月に全米シニアオープンへ出場し、飛距離不足を痛感して飛距離アップを目指す塚田(左)が、最長422ヤードの記録を誇り、PGAティーチングプロA級の資格と“阿修羅”の異名を持つ飯塚プロに弟子入り

昨年6月に全米シニアオープンへ出場し、飛距離不足を痛感して飛距離アップを目指す塚田(左)が、最長422ヤードの記録を誇り、PGAティーチングプロA級の資格と“阿修羅”の異名を持つ飯塚プロに弟子入り

スピン量を"2000回転"まで減らして、飛距離アップ!

やっぱり(飛ばしは)“マン振り”ですかね?(塚田)

「スピードアップも大切ですが、まずは上から入りすぎている入射角をレベルに近づけ、フェースで球を長く押すことで強い球を目指します。

今はちょっとスピン量が多いので、ドライバーで2000回転くらいまで減らしたいですね」

とは、ドラコン界で“阿修羅”の異名を持つ飯塚プロ。

年末年始の間、塚田に宿題としていくつかの取り組みをしてもらっていたという。

「なかでも大きいのが、トップで手の位置を低くし、体の回転だけで振れるよう、左手だけストロングに握るようにしたことです。

まだ途中経過ですが、弾道を見てもスピンが減った感じはありますね」 

シニア界のトップをひた走るP・マークセンの平均飛距離は290ヤード前後で、塚田の飛距離は270ヤード強、スピン量は3000回転ほど。

順調に低スピン化が進めば、次はスピードアップに取り組む構えだ。4月のシニア開幕戦が待ち遠しい。

飛距離アップの取り組み① 左手だけストロングに握る

画像: 以前は左右スクエアに握っていたが、左だけストロングに変更。「球を強く押せるようになりました」(塚田)

以前は左右スクエアに握っていたが、左だけストロングに変更。「球を強く押せるようになりました」(塚田)

飛距離アップの取り組み② 腕と体を一体化し、体で振る

画像: まず上腕を外旋し、そこからクラブを握ることで腕と体が一体化する。「おかげで体で振れるようになった気がします」(塚田)

まず上腕を外旋し、そこからクラブを握ることで腕と体が一体化する。「おかげで体で振れるようになった気がします」(塚田)

PHOTO/Hiroyuki Tanaka,THANKS/ダイナミックゴルフ千葉

※週刊ゴルフダイジェスト2023年2月7日号「53歳シニアプロがドラコン選手に弟子入り」より

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