プロ1勝目を目指す中島啓太の最新クラブセッティング。ドライバーはステルス2プラスでシャフトは、球筋を操作しやすい先調子でつかまりが良く、高弾道が特徴のツアーAD CQ。ステルス2プラスの性能をいっそう引き出す組み合わせで、アマチュアの参考にもなりそうだ。

球筋を操作しやすいこと。プロとして“2代目”のセッティング

中島啓太は、昨年4月のマスターズウィークにテーラーメイドと総合契約。その時はドライバー・3W・5Wのウッドすべてがステルス プラス、アイアンはPシリーズを4番アイアンから入れていた。

画像: 中島啓太。2000年6月生まれ。2020年アマ世界ランク1位になり、2021年のパナソニックオープンでアマチュア優勝。昨年はマスターズにも出場、同年9月プロ転向。プロ1勝目を目指す

中島啓太。2000年6月生まれ。2020年アマ世界ランク1位になり、2021年のパナソニックオープンでアマチュア優勝。昨年はマスターズにも出場、同年9月プロ転向。プロ1勝目を目指す

今年に入ってクラブを一新、ウッドとUTはステルス2シリーズ、アイアンは新Pシリーズのコンボ。テーラーメイドのツアー担当にクラブ変更の経緯を聞いた。

「前ドライバーのステルス プラスと比べた際、中島プロは『ステルス2 プラスはボールのつかまりが良く、球筋の操作性が良くなったように感じます』と話してくれました。球を操る精度が高まったぶん、シャフトレングスを伸ばすことができ、シャフトはテストで最も相性が良かったCQ(ツアーAD)に決定。前モデルはロフト10.5度でしたが、球のつかまりが良いのでステルス2 プラスは9度です」。前モデルは44.75インチと短めだったが、現在のドライバーは45インチ。

画像: ステルス2 プラスドライバーのシャフトには先調子でつかまりが良いツアーAD CQ。ステルス2プラスの性能といかにもマッチしそうな組み合わせだ

ステルス2 プラスドライバーのシャフトには先調子でつかまりが良いツアーAD CQ。ステルス2プラスの性能といかにもマッチしそうな組み合わせだ

ステルス2プラスの3Wは50グラムのウェイトを前方へスライド

3Wはロフト15度のステルス2 プラス フェアウェイウッド。前モデルはロフトを14度に立てて距離を出していたが、つかまりの良さと飛距離性能が上がったためロフトはスタンダードな15度。ソールにある大きなウェイトをフェース寄りにスライドさせている。

「ウェイトは50グラムあるのですが、中央配置だとスピン量が少し多かったので、前へ移動してスピン量を調整したのです」(同担当)。

画像: 50グラムという画期的な巨大ウェイトで注目される3W。中島啓太はウェイトを前方に寄せてスピン量を抑えている。IZはCQほどではないが、高弾道のつかまり系

50グラムという画期的な巨大ウェイトで注目される3W。中島啓太はウェイトを前方に寄せてスピン量を抑えている。IZはCQほどではないが、高弾道のつかまり系

アイアンはニューP700シリーズのコンボセット

アイアンはシャフトも一新。グラファイトデザインのプロトからスチールのプロジェクトX LS に替えた。「打ち出しを高く、スピン量を抑えるの2点を目標にフィッティングした結果、理想のスピン量に近づいたのがLSでした」とのこと。プロとして2代目となるセッティング、目標はまず1勝だ。

画像: 新しいP700シリーズをコンボセットで使う。4~5IがP7MC。6~9IがP7MB。46度ウェッジを入れるのでアイ アンは9Iまで。シャフトはロースピンタイプのプロジェクトX LS

新しいP700シリーズをコンボセットで使う。4~5IがP7MC。6~9IがP7MB。46度ウェッジを入れるのでアイ
アンは9Iまで。シャフトはロースピンタイプのプロジェクトX LS

チーム"テーラーメイド"の日本代表
1W/ステルス2プラス(9度)・ツアーAD CQ-6(X)
3W/ステルス2プラス フェアウェイ(15度)・ツアーAD IZ-8(X)
3U/ステルス2レスキュー(19度)・ツアーADプロトタイプ(ー)
4I・5I/テーラーメイドP7MC・プロジェクトX LS(6.0)
6I~ 9I/テーラーメイドP7MB・プロジェクトX LS(6.0)
PW・AW/テーラーメイドMG3ウェッジ(46度・52度)・プロジェクトX LS
SW/テーラーメイドMGSウェッジ(56度)・AMTツアーホワイト
LW/テーラーメイドHI-TOE3ウェッジ(60度)・AMTツアーホワイト
PT/JUNO TB1ツアー トラスヒールパター
BALL/テーラーメイドTP5

※スペック・スタッツは編集部調べ(2月2日時点)
週刊ゴルフダイジェスト2023年2月21日号より(PHOTO/Blue Sky Photos)

This article is a sponsored article by
''.