君津市名産「永光卵」をふんだんに。ジャパンPGAゴルフクラブの卵サンド
日本で唯一のPGA冠コース、千葉県君津市のジャパンPGAゴルフクラブのおすすめが「卵サンド」。ただの卵サンドと侮ることなかれ、実は地元ブランド「永光卵」を使用したひと味違った卵サンドだ。
火を入れるとコクが増すという永光卵とマヨネーズを合わせたシンプルだけど、コクがあって美味しい。
ランチメニューではなく朝食メニューなので、スタート前にどうぞ。そして、もう一品がお土産用のだし巻きサンド。かつおだしを合わせた少し甘めのだし巻き卵が入っている。
永光卵を2.5個使っていて食べ応え抜群。注文は後半のスタート前に、とのこと。
ドミグラスソースが決め手。ノースショアカントリークラブのBLTサンド
アメリカ発祥のサンドイッチで、ベーコン(Bacon)、レタス(Lettuce)、トマト(Tomato)の頭文字からネーミングされたBLTサンド。
茨城県行方市のノースショアカントリークラブのBLTサンドは、料理長が5年前に考案したメニュー。ベーコンはブロックから厚目にスライスし、「50度洗い」でシャキッとさせたレタスとトマトをトッピング。
そこへランチで人気のビーフシチューのドミグラスソースで味付け。遠方から来るゴルファーもスタート前にしっかり食べられると、これも人気の朝メニューだ。
半熟卵が具材をマリアージュ。総武カントリークラブ総武コースのクラブハウスサンド
クラブハウスサンドの由来は諸説あるが、アメリカのゴルフクラブやアスレチッククラブのハウスで食べられていたことから生まれたとされている。
3枚のパンの間に具をはさみ、仕上がりは三角形が基本。トーナメントの舞台としてもお馴染みの総武カントリークラブ総武コースのクラブハウスサンドは、卵2個にチキン、ベーコン、野菜など具がたっぷり。
きつね色に焼き上げたパンの間から、様々な食感や旨味、香りがあふれ出る。食べ応え抜群でサンドイッチ好きの編集MTも「美味い! 総武コースに来たら、絶対食べてほしいです」と唸った。
昭和懐かし純喫茶風。サンメンバーズカントリークラブのミックスサンド
ハロウィーンなど様々なイベントや、レストラン名物“MEGA盛り”シリーズなど、プレー以外でも楽しませてくれる山梨県上野原市のサンメンバーズカントリークラブ。
ここのサンドイッチは、昭和の時代にタイムスリップしたかのような懐かしさを感じるサンドイッチ。ツナサンドと卵・ハム・野菜サンドがワンプレートに。
パンも具材もオーソドックスだが、「こういうのがいいんだよ」と、思わずうなずいてしまう味で、ネーミングも「昭和懐かしミックスサンド純喫茶風」とほっこり。
テレビでも紹介された王道。森永高滝カントリー倶楽部のカツサンド
日本のサンドイッチの定番中の定番でもあるカツサンド。
数多のトーナメントを開催している、千葉県市原市の森永高滝カントリー倶楽部のカツサンドは、千葉県産の銘柄豚「いも豚」を使った逸品。
旨味が閉じ込められるように厚切りで提供され、30年前の開場以来、変わらない甘辛いオリジナルソースをまとったカツは、何度でも食べたくなる。
数年前、テレビ番組で紹介されて以来、名物料理としてテークアウトして持ち帰るゴルファーも多い。
調べていくと、ゴルフ場の名物サンドイッチがまだまだあることがわかった。近日、第2弾を予定。
※週刊ゴルフダイジェスト2023年3月21日号より(PHOTO/Akira Kato、Tsukasa Kobayashi、Yasufumi Sakagami、ARAKISHIN、Hidetaka Yamada)