PGAツアーで戦う選手にとってマスターズに招待されなかった場合の唯一のメリットは、家で過ごす時間が1週間増えること。ハードなスケジュールから解放された面々のなかにはこんな選手もいる。
画像: ハドウィン一家や夫の"掃除姿"をツイートするジェシカさん(ジェシカさんのツイッターより)

ハドウィン一家や夫の"掃除姿"をツイートするジェシカさん(ジェシカさんのツイッターより)

マスターズに出場できなかった夫の"掃除姿"を投稿

カナダ出身でツアー1勝のアダム・ハドウィンは世界ランクトップ50を外れ、今年のマスターズに出場することができなかった。

すると愉快な投稿で12万人のフォロワーを持つ妻ジェシカさんが、マスターズ初日にハドウィンが巨大な掃除機を使って自宅のカーペットをクリーニングする写真をツイッターにアップ。

「なんでみんなマスターズに出たがるのかしら。そんな時間があったら家でラグ洗浄ができるのに」

とキャプションをつけた。

「もちろんジョークよ。彼はマスターズに出たかったでしょう。業者に頼む方法もあったけれど、彼が自主的にクリーニングしてくれました」

ジェシカさんのツイッターには、ハドウィンが練習している後方で娘のアメリアちゃんがバンカーに仰向けに横たわり手足をばたつかせながら空を眺める動画や、愛犬の面白動画など微笑ましい家族のシーンが満載。

ハドウィンの投稿に関しては、DIYにいそしむ良き伴侶の画像が多い。昨年6月の全米オープンで7位タイに入った翌々日には、上半身裸でIKEAのテレビ台を組み立てる夫の姿が。

そしてジェシカさんの

「こんな状態で今日中に組み立てられるのかしら? このまま結婚生活を続けるべきか、乞うご期待」

という意味深なコメントが話題に。

PGAツアーで熾烈な戦いを続けるハドウィンも妻の前では形無し。

なかにはプレッシャーからメンタルが崩壊する選手もいるが、ハドウィン家ではその心配はなさそうだ。

目立つ存在ではないが、堅実なプレーでパー3の平均スコアはツアー屈指。難コンディションで力を発揮するタイプなので、残りのメジャーには出場してもらいたいものだ。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年5月2日号「バック9」より

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