「国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」の2日目、午前スタートの吉田優利が3アンダーでプレーしトータル4アンダー首位に立った。みんなのゴルフダイジェスト編集部員でプロゴルファー・中村修の現地からのレポートをお届け。

気温24.6度、風速4.7メートル、グリーンの速さは13と2分の1と硬く速いグリーンに選手たちは我慢のゴルフを強いられています。その中で4バーディ2ボギーとスコアを3つ伸ばして終えたのは吉田優利選手。「難しければ難しいほど楽しい」という吉田選手のプレーに注目しました。

画像: 「ワールドレディスサロンパスカップ」の2日目を69でプレーし4アンダー首位に立った吉田優利

「ワールドレディスサロンパスカップ」の2日目を69でプレーし4アンダー首位に立った吉田優利

ショットが完璧だったわけではありませんでした。ドライバーを曲げて林に入ることも、ラフに入ることもありました。しかし、そこからのリカバリーでパーを拾い、簡単にはボギーを打ちません。ラウンド後の会見では「風が吹いてきて上手くアドレスが取れなくなってきて、いいショットが打てないことを前提に戦略を立てていました」とゴルフ脳の高さを感じます。

画像: リカバリー率1位(5月5日現在)の実力通り、簡単にはボギーを打たずスコアメークする

リカバリー率1位(5月5日現在)の実力通り、簡単にはボギーを打たずスコアメークする

しっかり振り切るドライバーショット、距離と方向性を合わせながらスピンもコントロールするアイアンショット、そこに今週特に好調なパッティングでチャンスをものにしていきます。パッティングについては、「ライン取り、スピード、回転の三つの要素が合って入る回数が増えた。入らなくてもそのうちのどれか一つが合わなかっただけ。自分としては入らなくても納得のパットを打てていたのでスコア以上に満足の高いゴルフだった」と話しました。

画像: 「ライン取り、スピード、回転」のパッティング三大要素がマッチする好調なパットでチャンスを生かす

「ライン取り、スピード、回転」のパッティング三大要素がマッチする好調なパットでチャンスを生かす

難しいセッティングこそ強さを発揮する吉田選手のリカバリー率は現在1位。コーチを務める辻村明志コーチに以前聞いた話を思い出します。

「海外メジャーに行って感じることは、日本人でもショットはそこそこ通用する選手はいると思いますが、やっぱりアプローチとパターだと思います。100ヤード以内の差をどれだけ埋められるか。海外選手はラウンド中そこに集中力を持っていきますし、練習もそこがメインです」(辻村コーチ)

最終日の翌日の月曜日に辻村コーチの元を訪れショットとパットを修正・改善し、火曜や水曜日から会場入りするルーティンを積み重ねてきた吉田選手。メジャー初制覇に向けて残り2日のプレーに注目です。

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