性能の高さが試打企画やSNS等で流れ、発売前に期待が高まる「PARADYM」。どんなに優れた性能のクラブでも自分にあったものを選ばないとそのポテンシャルは生かせない。フィッティングに行って自分の1本を選んでほしい。
画像: 「PARADYM」のニューテクノロジーの恩恵を受けるには正しいモデル選びとスペック選びが重要。編集Kがフィッティングを体感してみた

「PARADYM」のニューテクノロジーの恩恵を受けるには正しいモデル選びとスペック選びが重要。編集Kがフィッティングを体感してみた

飛距離が伸びるうえにボールのバラつきが極めて少ない! と話題のキャロウェイのニュードライバー「PARADYM」(パラダイム)。高い性能は米ツアーでもお墨付きで契約プロは続々とチェンジしている。

「PARADYM」には標準モデルの「PARADYM」、ヘッドが操作しやすい「PARADYM ♢♢♢」、つかまり重視の「PARADYM X」、4種類の軽量で振り抜きがいい「PARADYM MAX FAST」の4つのモデルがある。その高い性能を生かすも殺すも正しいモデル選びとスペック選びが重要。自分に合わないモデルを選んでしまうとせっかくのニューモデルの最新性能を感じることすらできず、いままで使っていたドライバーから脱却できない、なんてことも起きかねない。

そこで、どういう風に選んでいくと、運命のドライバーに出合えるのか? 実際にフィッティングの現場に行ってみた。

担当してくれたのはキャロウェイゴルフ フィッティングセクション マネージャーの中島淳さん。中島さんはツアーでレップとしても活躍し、いまだに契約プロたちからも信頼が厚いクラブ選びのスペシャリストだ。

画像: キャロウェイゴルフ フィッティングセクション マネージャー 中島淳氏 ツアーのプロ担当としても活躍し、契約プロたちの信頼も厚い

キャロウェイゴルフ フィッティングセクション 
マネージャー 中島淳氏
ツアーのプロ担当としても活躍し、契約プロたちの信頼も厚い

最初に手にするドライバーによって、そのクラブの印象が決まってしまうので始めの1本はすごく大事だという、中島さん。では「PARADYM」の場合、何を手にするのがいいかというと

「まずはスタンダードモデルのロフトの多いものからテストしてください」とのこと。

このことからも「PARADYM」の基本性能は「低スピン」、モデル選びとロフト選びが重要だということが伝わってくる。飛距離アップを狙うゴルファーにとってはこの「低スピン」という響き、がたまらない、わくわくする人も多いのではないだろうか?

最初の1本はその名の通り、スタンダードモデルのロフト多めのモデルをテスト。打ってみると爽快な弾き感でいきなりナイスショット。飛距離、スピン量は申しぶんないのだが、球がバラけたのともう少しつかまりが欲しかったので違うモデルをテストすることに……。

「スタンダードモデルの『PARADYM』はシリーズ中唯一、ヘッドの後方にアジャスタブル・ペリメーター・ウェイティングがついています。好みの弾道に仕上げられるメリットがありますが13.5gの重さがありますので、ゴルファーによってはこの部分を重く感じてしまう場合があります。Kさんは少し重さを感じてしまっているようなので違うモデルを試してみましょう」と中島さん。

画像: 弾道の調整ができるアジャスタブル・ペリメーター・ウェイティング。これがフィッティングでの重要なカギを握っている

弾道の調整ができるアジャスタブル・ペリメーター・ウェイティング。これがフィッティングでの重要なカギを握っている

次にテストしたモデルは、いちばんつかまりがいいとされる「PARADYM X」。ヘッドスピードは44m/sと速めなのに「♢♢♢」(トリプルダイヤ)には進まない。

そういえば動画で河本結プロも「PARADYM X」を使っていたし、必ずしもヘッドスピードで選択するモデルは決まらないようだ。

「PARADYM X」をテストすると、よりボールがまとまり出した。「PARADYM」より飛距離も出ている。着弾地点はセンターよりやや左。性能通りつかまりがいいのがわかる。

ここまででフィッティングを終了してもいいくらいの飛びを見せた「X」だったが……

「コースをラウンドしてスコアを作っていくなかで、左へ行く場合と右へ行く場合、人によってどちらが安心するのか違います。一応、『♢♢♢』もテストしてみましょう」(中島氏)

「♢♢♢」を打つといきなり中弾道の強い球を連発。着弾地点もセンターよりやや右側に集まっている。飛距離は「PARADYM X」と変わらない。これは悩む……。

中弾道のフェード系球のほうがコースでは安心するとのことで「♢♢♢」にほぼ決まりかけたところで

「『MAX FAST』も打ってみてください。クラブへのイメージが変わると思いますよ」と中島氏。

「MAX FAST」のイメージと言えば、非力な人かベテランゴルファーが使うクラブ。ヘッドスピード44m/sのKが打ったらどうなるのか? 素振りの時点からビュン、ビュンとヘッドが走っているのがわかる! そしてまさかの最高飛距離をマーク。

「軽量クラブで速く振れるのでヘッドスピードが上がり飛びましたね。これが「MAXFAST」の力、ヘッドスピードが速めのゴルファーが使ってもいいんです。あとは最高飛距離を取るか、安定性を取るかで最終決断して頂きます」(中島氏)

画像: この日の試打の順番は「PARADYM 」、「X」、「♢♢♢」、「MAX FAST」の順。これから試す人の参考になるかも

この日の試打の順番は「PARADYM 」、「X」、「♢♢♢」、「MAX FAST」の順。これから試す人の参考になるかも

最終的にコースでの安定をチョイスして「♢♢♢」に決定した。

シャフトは終始キャロウェイ純正の「VENTUS TR for Callaway 5S」を使い続けていたが、これがなかなか秀逸。カスタムシャフトを試すこともなくこちらに決定。最近のメーカー純正シャフトは侮れないのである。

※PARADYM ◆◆◆はCALLAWAY SELECTED STORE限定製品です。

写真/三木崇徳

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