川奈ホテルGC富士Cといえば、フジサンケイレディスクラシック開催コースにしてゴルファー憧れの地。その富士Cを電動マウンテンバイクで回るイベントが今夏も開催される。

画像: 15番のティーイングエリアからの絶景は圧巻。大島を始め利島、新島など伊豆七島が眺望できる(※撮影のため特別にティーイングエリアに上がっています)

15番のティーイングエリアからの絶景は圧巻。大島を始め利島、新島など伊豆七島が眺望できる(※撮影のため特別にティーイングエリアに上がっています)

7月22 日~8月27日「午前6時30分~7時30分」「午後4時~5時」の2部制で開催

昨年、開場85周年を機に企画された“オーシャンサイドクルーズ”は、

「ゴルフをしない方にも、伊豆の溶岩大地や相模灘の雄大さを楽しんでほしい。ゴルフ熱が高まるなか、小さなお子様にもゴルフ場のよさを知ってほしい。また、夏休みに川奈ホテルで過ごされるご家族の思い出体験としての意味もありました」

とマーケティング戦略・清水貴英氏は言う。これが参加者から好評を得たこともあり、今年も実施することになったというわけだ。

開催期間は7月22 日~8月27日。コースが美しい時間帯で、ゴルフをしない宿泊客もチェックイン後の滞在中に参加できるよう、「午前6時30 分~7時30 分」「午後4時~5時」の2部制で行う。

ガイドが1人付き添い、電動マウンテンバイクの運転講習を終えた後、絶景のインコースへ。富士Cの魅力や歴史などの説明を聞きつつ、名物ホールの11 番、12 番、15 番などを1時間ほどかけて周遊する。

気になる芝への負担は、

「実施前にコース管理責任者とともに試験済みですし、コースには管理車両やカートなど自転車よりも重いものがたくさん入りますので、影響はほとんどありません」(清水氏)

画像: ガイドが1人付き添い、電動マウンテンバイクの運転講習を終えた後、川奈を回る

ガイドが1人付き添い、電動マウンテンバイクの運転講習を終えた後、川奈を回る

料金は宿泊者が1人7700円、外来者は9900円(税込)。バイクに乗れない人や子ども連れの場合は、同料金でガイドが運転する5人乗り電動カートでの周遊も可能だ(小学生以下は無料)。

憧れの地をラウンドする前に、事前に観察しておけばコース攻略にも役立つかも? と、ゴルファーらしい思いをぶつけてみると……

「隅々まで回るわけではないので、そこまで攻略という意味では期待できないかもしれませんが、ガイドがコースの説明もしてくれますから攻略に役立つ情報もあるかもしれません」

と清水氏。

とはいえ、プレー中は周りを見る余裕もなさそうだし、歴史や景観などコースの魅力に触れる貴重な機会といえる。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年6月20日号「バック9」より

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