ゴルフには“スコアの壁”がつきもの。ビギナーを脱したアマチュアゴルファーに立ちはだかるのがスコア100の壁だ。これを乗り越え「100切り」を達成するにはどうすればいいか? プロゴルファー・兼濱開人が状況別に解説。今回は「夏のグリーン」について教えてもらおう。

兼濱によれば「コースにもよるのですが、夏場はあまりグリーンに負担をかけない時期。芝生は伸びていて、葉っぱの面も広い状態が多いと思います」とのこと。したがって夏ゴルフのパッティングでは「グリーンが重たいということを想定しておきましょう」と兼濱は言う。

画像: 東京都目黒区のゴルフスクール「学芸大ゴルフスタジオ」のヘッドコーチ・兼濱開人に、夏のグリーンについて教えてもらおう

東京都目黒区のゴルフスクール「学芸大ゴルフスタジオ」のヘッドコーチ・兼濱開人に、夏のグリーンについて教えてもらおう

「グリーンが重たいと、転がらず止まりやすいです。なのでタッチは強めになる傾向にありますね。ショートパットの際も、タッチを合わせるというよりは40~50センチオーバーくらい、ピンに当てて入れるイメージがいいと思います」(兼濱、以下同)

画像: 夏のグリーンは、ラフと同様に芝が育っているため重たく、転がりにくい(写真はイメージ)

夏のグリーンは、ラフと同様に芝が育っているため重たく、転がりにくい(写真はイメージ)

加えて「タッチが強くなるということはそのぶん曲がり幅も狭くなるということです」と兼濱は続ける。

「曲がり幅が狭いということは、ライン読みが繊細である必要がないぶん難易度が下がると言えます。タッチの強さに応じて、ライン読みも薄くしましょう。となると、今度は力の入れすぎにも注意しなければいけないですが……それはどの季節、どんな環境下でも気を配るポイントですね」

打ち方の基本は普段と変わらず。転がりにくいため、タッチは強めの意識で、ライン読みも薄めに。夏ゴルフでのグリーンでは、以上の点に注意してみてほしい。

協力/学芸大ゴルフスタジオ

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