LIVゴルフが来季の出場権をかけた予選会、「LIVゴルフ・プロモーションズ」を12月8日から3日間の日程で開催することを発表した。
画像: LIVゴルフの予選会。どんな選手が出場して、来季の出場権を獲得する?(Photo/Getty Images)

LIVゴルフの予選会。どんな選手が出場して、来季の出場権を獲得する?(Photo/Getty Images)

日本ツアーの選手はカテゴリーAの出場資格

同予選会は、「世界中で活躍する最高のプレーヤーたちと将来性のある才能を持った選手が参加するための“差別のない道”を切り開いた」とLIVのウェブサイトでG・ノーマンが語っている。

今回、来季の出場権が与えられるのは3名に限られるが、いわば下部大会の賞金としては異例で優勝者には20万ドル(約3000万円)、2位に15万ドル、3位に10万ドルと、コーンフェリーツアーの平均賞金額の倍以上という大盤振る舞い。

さらに第1ラウンドに参加するだけで5000ドル、上位20名に残り第2ラウンドへ出場すれば1万ドル、最終日に出場すれば1万7500ドルが与えられる。

出場資格は第1ラウンドから出場するカテゴリーAと、第1ラウンドが免除され、第2ラウンドから出場するカテゴリーBに分かれており、日本ツアーにもカテゴリーAに枠が与えられている(日本ツアー、韓国ツアー、サンシャインツアー、オーストラリアPGAツアーの賞金ランク上位5名中3名)。

ほかに23年のアジアンツアーとコーンフェリーツアー優勝者、世界アマランク上位40名中15名の選手などにカテゴリーAの出場資格が与えられる。カテゴリーBの出場資格は、23年のPGAツアーと欧州ツアー優勝者や19~23年のメジャー大会優勝者、19~23年のライダーカップとプレジデンツカップの出場選手、世界アマランク上位2名の選手など。

一方でLIVの試合に出場することは、PGAツアーも欧州ツアーからもいまだ認められていない。仮にPGAツアーや欧州ツアーの選手がこれに参戦すれば、以前のように罰金や出場停止といった処分がなされる可能性もあり、SNS上などでは「結局、ツアー参戦資格のないプロとアマチュアで争われることになりそう」という意見もある。

ただ、その後、この予選会はPGAツアーの"非公認大会”に該当しない、というPGAツアーの広報担当からの説明があり、PGAツアーが所属選手の出場を容認したとの報道も。

ところで”出場禁止”の規定がない日本ツアーから挑戦する選手は?

※週刊ゴルフダイジェスト2023年11月21日号「バック9」より一部加筆修正

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