8日、LIVゴルフは24年シーズンの大幅な変更を発表。LIVが「スポーツ史上初」とうたう変更点の軸となるのは、チーム間の選手トレードとフリーエージェントについてだ。
画像: LIVゴルフチーム選手権・マイアミでの一コマ。LIVゴルファー、ホアキン・ニーマンとバッバ・ワトソン(Photo/Getty Images)

LIVゴルフチーム選手権・マイアミでの一コマ。LIVゴルファー、ホアキン・ニーマンとバッバ・ワトソン(Photo/Getty Images)

来季はどんなチーム編成になる?

24年シーズンのLIVゴルフでは、まず、選手たちは23年の個人成績により3つのフェーズに分けられる。

「ロックゾーン」と名付けられる第1フェーズには上位24名の選手が入り、所属チームでの翌年の出場枠が保証される。ただし、チームとの契約が満了している場合、チームは最低1年間の契約延長を申し出なければならないが、仮にこの契約を選手が拒否した場合、その選手はフリーエージェントとなる。

そして、「オープンゾーン」と名付けられた第2フェーズの選手はフリーエージェント枠となり、25位から44位までの選手と、第1フェーズでチームからの契約延長を断った選手が該当。これら選手は、以前所属していたチームと再契約することも、メンバー枠に空きがある別のチームと契約することもできる。

最後に「ドロップゾーン」と呼ばれる第3フェーズには、45位以下でシーズンを終了した選手が属する。同フェーズの選手はリーグから降格され、自動的に下部リーグに位置付けられる「LIVゴルフ・プロモーションズ」の対象となる。

なお、フリーエージェントの選手たちが各チームと交渉している期間中は、チームは他チームとのトレード交渉が可能となっており、フリーエージェントの契約は全チームでの空席が残り4人になった時点で締め切られる。残り4席中3席はLIVゴルフ・プロモーションズから、残り1席は、アジアンツアー・インターナショナルシリーズで1位となった選手に与えられ、メンバーに空きがあるチームによってドラフトされることになる。

現在、第1フェーズはすでに進行中で、各チームは現在、ロックゾーンとオープンゾーンの資格を持つ選手にオファーしているという。果たして、来季はどんなチーム構成となるのだろうか。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年11月28日号「バック9」より

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