南アで行われた欧州ツアー、「ネッドバンクゴルフチャレンジ」でマックス・ホーマが優勝を飾った。10月初旬のライダーカップ以来の出場となった競技で、ブランクをものともせずに勝てた理由は?
画像: 妻のレーシー・クルームさんと南アのサファリツアーを満喫したホーマ(画像はインスタグラムより)

妻のレーシー・クルームさんと南アのサファリツアーを満喫したホーマ(画像はインスタグラムより)

ホーマ夫妻とトーマス夫妻が南アのサファリで"ダブルデート"

首位からスタートした最終日も、1イーグル6バーディ2ボギーの危なげないゴルフで6アンダー「66」をマーク。

「入ってほしいときにボールがカップへ飛び込んでくれる、そんな1週間だった」

と後続に4打差をつけ、世界ランク7位の貫禄を見せつけた。

「こんな旅ができるだけでありがたいのに、新しい場所で素敵な人々と出会えて幸せだった。そのうえトロフィまで手に入ったんだから最高だよ」

と笑いが止まらないホーマ。

好調の遠因となったのは、前乗りして楽しんだ"ある出来事"。

全米オープンで予選落ちしたとき、"ワイン&トーク"と銘打ち、ほろ酔い気分で決勝ラウンドの戦況をSNSで語り合ったジャスティン・トーマス(同じく予選落ち)も今回主催者推薦で出場しており、妻同伴の2カップルは家族旅行気分で滞在を満喫。

とりわけ野生動物の宝庫である現地で参加したサファリツアーが楽しかったようで、ホーマは自身のSNSで「人生を変える旅」と投稿した。

ライオンやゾウに至近距離まで迫り、その迫力に圧倒されながら動物のフンの大きさをレポートするなど、2人のSNSには少年のようにはしゃぐトッププロの素顔が投稿されている。貴重な体験でリフレッシュしたホーマは、

「調子がそれほど良くないときでもスコアメイクできることを今回実感した」

と語っている。

しかも、今年不調で苦しんだトーマスが最終日に66で回り、単独4位と久々に好結果を出して来年に弾みをつけたこともホーマにとってはうれしいポイント。

ちなみに首位に4打差の6位から出た久常涼は最終日伸ばすことができず、9位で終了。上位50人が出場できるシーズン最終戦へ駒を進めた。

※週刊ゴルフダイジェスト2023年12月5日号「バック9」より

This article is a sponsored article by
''.