●女子は賞金2億円超えの山下美夢有で文句なし!
女子がこれだけ稼げるスポーツなんてほかに浮かばないし、夢がある。平均ストロークも60台。いやはや恐れ入りました。(60代男性、青森県)
●櫻井心那
ルーキーで4勝ってすごくない?(40代男性、神奈川県)
●久常涼です
欧州ツアーの新人王とは大快挙。来年はPGAツアーでの活躍も楽しみ。岡山の星です!(40代男性、岡山県)
●岩井姉妹
見ていてすがすがしい。こんな娘が欲しいと心底思った。(40代男性、愛知県)
●男子は片山晋呉選手
レギュラーとシニア、二足のわらじで奮闘。女子なら申ジエ選手。今年の真の女王だと思う。日本への配慮で2位⁉(50代男性、東京都)
●男子では中島啓太を挙げます
賞金王を獲得しただけでなく、ゴルフの大きさが魅力です。飛距離といい、スウィングの流麗さといい、世界で戦える器の大きさを感じます。それにメンタルでも冷静なマネジメントができているなと思いますね。ただ、ややスター性に欠ける感じもします。弾けるような笑顔をと言わないまでも、やっぱりニコリとしてほしいですね。プロである以上、見せることも大事ですからね。
女子では岩井明愛、千怜双子姉妹。成績といい、果敢にトライしていくプレースタイルといい、拍手を送ります。ゴルフを熱くしたという意味でもMVPです。もう1人挙げるとすれば稲見萌寧。飛距離を増し、今年は1勝ですが、復調の兆しありと見ました。来年の米ツアー挑戦、大いに期待が持てると思いますよ。(鈴木規夫、プロゴルファー)
●ありがとう、明愛ちゃん!
岩井明愛の真似をして直ドラにトライしてみたら、ゴルフががぜん面白くなった。(40代女性、東京都)
●杉浦悠太
50回記念のビッグトーナメントで22歳の大学生が勝つって、何というシンデレラボーイ。終盤に印象をかっさらった。(50代男性、宮崎県)
●男子は当然のように中島啓太でしょう
アマチュア時代から世界ランク1位になり、マスターズに出場し、プロツアーでも勝ちました。プロになっても難なく勝利し、賞金王に輝き、彼自身の目標に向かって歩を進めています。その順調なプロセスをたどっているという意味でのMVPです。一方、女子で僕がMVPだと思うのは古江彩佳です。昨年参戦した米女子ツアー、ルーキーイヤーで初勝利した華々しさは今年はありませんでしたが、米ポイントランキングは日本勢最上位の10位。しかも、古江は日本では6試合しか出場していないのに、メルセデス・ランキング30位でシードを確保しました。ランキング上位しか出場できない最終戦のリコーカップでも4位。あの153センチの小柄な体で闘志満々、見事な日米での活躍にあっぱれのMVPです。
米男子ツアーでは、日本ではまだよくは知られていないラドビッグ・アバーグを挙げておきます。スウェーデン出身でテキサス工科大学で腕を磨き、世界アマチュアランク1位のままプロ転向し、米ツアー参戦。すぐさま初勝利しましたが、僕が感じるのはその器の大きさです。大げさでなく、あのタイガー・ウッズに匹敵する逸材だと僕は思っています。まずは来季の飛躍に注目です。(佐渡充高、テレビ解説者)
●今年の男子ツアーMVPに石川遼を挙げます
優勝こそありませんでしたが、日本オープン2位、賞金ランクも10位と円熟期に入ってきたと感じられます。今、男子ツアーは中島啓太、金谷拓実、蟬川泰果らの年代が競っていますが、"人気"という面ではまだ石川に後れを取っていると思います。ツアーが興行である以上、ギャラリーがどれだけ入場してくれるかが重要な要素になります。千両役者がいてこそ、試合は盛り上がるのですから。また来季、円熟味を見せる石川遼に期待しています。
女子ツアーに目を転じると、今季、目立ったのはやはり岩井明愛、千怜の活躍でしょう。明愛は3勝し、毎週のように優勝争いにからんでいました。千怜は昨年2勝、今年も2勝と確実に実績を積み上げています。明愛、千怜ともにキャラクターも立っていて、ギャラリーを引き付けているので、姉妹でMVPです。敢闘賞をあげるならば西村優菜。150センチの小柄な体で日米を掛け持ちしているタフさに対して敬意を表します。あと大器だと感じさせるのは桑木志帆。来季、爆発の予感も大いにありだと思っています。(タケ小山、解説者・プロゴルファー)
●女子ツアーの話になりますが、稲見萌寧ですね
その技術においてMVPだと思います。稲見はフェード打ちなんですが、今季、一段とパワーアップして、高い球筋のフェードになっています。距離を出すのはドロー打法が有利なんですが、ドライバーは良しとして、グリーンを狙うアイアンが問題です。米国ではもちろん日本でも、ツアー、特にメジャー大会でグリーンに止めるには高い球が要求されます。それに米国のグリーンは広くて、カップは四方に切られるので、高い球でピンポイントに狙うしかない。
日本のように、手前の花道から転がして……という攻め方が通用しないんですね。となると、球筋はフェードが有利です。稲見はドライバーの飛距離を伸ばしてきていますし、高い球を打てるパワーもトレーニングで身につけているといいます。高い球でのフェードは米ツアーでこそ生きると、期待を込めてのMVPです。(菅野徳雄、ゴルフライター)
●感謝の意も込めてイ・ボミに1票投じたいですね
間違いなく日本女子ツアーの功労者の一人だと思います。( 50 代男性、兵庫県)
※週刊ゴルフダイジェスト2023年12月19日号「山を動かす~2023年プロツアーMVPはどの選手?」より