大賞を受賞した「パラダイム♦♦♦」に次ぐ注目クラブは「G430MAX」!
勝又崇之プロ「G430の打感に病みつき」
●ピンゴルフ「G430 MAX」
ヘッド自体の安定感が抜群で、ミスショットをしても余計なスピンが入らずバラつかない。個人的に最も良かったのは打感。歴代ピンにはない、軟らかくも弾きの良い打感は病みつき!
●ダンロップ「スリクソンZX5 MkⅡ」
フルチタンになり、心地よい打球音と速いボール初速が印象的。従来のものとは違い、シャローバックになったことでフェースが若干オープンに見えるのも特徴的。とにかくボール初速が速い!
●キャロウェイ「パラダイム ♦♦♦」
HSが45m/s以上あれば、このクラブの潜在能力を引き出せそう。合うシャフトも見つかると最大飛距離も目指せます。小ぶりで操作性も高く、プロが使うためのドライバーという印象。
堀越良和プロ「パラダイム♦♦♦はピンとテーラーのいいとこどり」
●ピンゴルフ「G430 MAX」
発売周期を決めておらず、いいものができたら発売するというだけあって完成度が高い。オフセンターヒットの強さと飛距離のバランスが素晴らしい。種類が多く、レベルに合ったものを選べるのも良い。
●テーラーメイド「ステルス2 プラス」
前作に比べて初速が上がり、球の高さも出るようになったことで飛距離が伸びるようになった。「プラス」は重心位置を変えて弾道の高さを調節できる点を大きく評価しています。
●キャロウェイ「パラダイム♦♦♦」
全周をカーボンにすることで余剰重量を作り、球は上がるし初速もでる。ピンの寛容性とテーラーの初速のいいとこどり。「♦♦♦」はシリーズの中でもプロらしいクラブと言えるでしょう。
山崎康寛氏(クラフトマン)「G430の直進性は抜群」
●ピンゴルフ「G430 MAX」
ミスヒットに強く、直進性が群を抜いている。スピンが減りすぎないため球が捕まり、高さも程よい。純正シャフトの種類も豊富で使い手を選ばないクラブ。
●ピンゴルフ「G430 LST」
「G430 MAX」同様、少し球の高さと捕まりを抑えられていてコントロールもできる仕様。他メーカーは真似できないと思う。カスタムオーダーが充実しているのも評価できるポイント。
●ダンロップ「スリクソンZX5 MkⅡ」
逃げ顔なのに捕まってやさしい。初速もでやすく飛距離も出る。多くのメーカーが複合ヘッドを出してきている中、フルチタンの良さを確認できた。
合田洋プロ「ステルス2 HDはつかまりが良くてやさしい」
●ピンゴルフ「G430 LST」
実は前作と比べて特に際立った変更点は見られない。しかしながら安定感は相変わらず秀逸で、それが飛距離アップにつながるモデルと言える。
●ダンロップ「スリクソンZX5 MkⅡ」
完成度が高く、松山英樹が選んだほど。開発コンセプトと使用感が久々にマッチしたと感じる。主に飛距離性能とコントロール性能の両立が秀逸で、個人的にはFWにこそ良さを感じるモデル。
●テーラーメイド「ステルス2 HD」
つかまりが良く、そのやさしさは秀逸で、飛距離アップの福音を手にしたアマチュアは多いはず。前作「ステルス」の悪い面を綺麗に改善できていると感じる。
松吉宗之氏(クラブ設計家)「オノフの重心性能はバランスが完璧」
●キャロウェイ「パラダイム♦♦♦」
必要な寛容性と現役プレーヤーの必要とする重心性能がバランスよく設計されていました。良い意味で、進化した今後のツアーモデルの在り方の指標となるクラブと感じています。
●ピンゴルフ「G430 HL MAX」
扱いやすい190g台前半のヘッド重量でありながら、5000g・㎠を超える慣性モーメントはピンだからこその出来。進化した重心特性によって、多くのゴルファーが安心して使える性能になっている。
●グローブライド「オノフ KURO」
完璧にバランスの取れた重心性能でした。ヘッドのみならず、グリップエンドでも重量を調整することができるため、より自分に合わせることができる完成度の高いクラブ。
「クラブ・オブ・ザ・イヤー」ドライバー部門の大賞にはキャロウェイ「パラダイム♦♦♦」が選出されたが、次点で高評価だったのはピンゴルフ「G430 MAX」だった。
「クラブ・オブ・ザ・イヤー」アイアン部門と特別賞の裏側は明日、明後日にアップ予定!
PHOTO/Tomoya Nomura、小社写真部