楽天スーパーレディースが中止、24年は全37試合に
24年のレギュラーツアーは2月29日から琉球GCで開催される開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」を皮切りに、11月21日からの「JLPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ(宮崎CC)」までの全37試合が予定され、賞金総額は44億円となっている。
公式競技は5月2日から茨城GC東Cで開催される「ワールドレディースチャンピオンシップ サロンパスカップ」、9月5日からかねひで喜瀬CCで開催される「ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会」、9月26日から大利根CC西Cで開催される「日本女子オープン」と、最終戦のリコーカップが行われる予定。
試合数は23年より1試合減となったが、これは21年より開催されてきた楽天スーパーレディースが中止になったことによるもの。JLPGAの小林浩美会長は会見で「夏の猛暑対策」と説明したが、これにより7月の第2週と第4週がオープンウィークとなる。賞金総額は前年よりも約1億1735万円減となったが、これは賞金総額1億円の同大会が中止になったことと、日米共催のTOTOジャパンクラシックの賞金総額200万ドルの為替レートの影響。
また、ステップ・アップ・ツアーは4試合減の全19試合となり、45歳以上の選手が対象のレジェンズツアーは3試合増の全6試合が開催される予定。
合わせてトーナメント規約も変更された。最大の変更点は、ステップ・アップ・ツアーでもリランキングが実施されるようになること(同ツアーでのリランキングは1回で、9月のSkyレディースABC杯後に実施される予定)。
これに加え、産休制度が大幅に変更された。これまでは初の出産日から36カ月を限定に認められていた同制度だが、産休期間中に再妊娠した場合、再度の出産日から起算して36カ月を限度に延長が認められることとなる。
PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa
※週刊ゴルフダイジェスト2024年1月9日、16日合併号バックナイン「1試合減。国内女子ツアーの2024年スケジュール」より