2024年のピンの新製品発表会は「G430」シリーズのドライバーに追加モデル「G430 MAX 10K」、新アイアン「ブループリントT」と「ブループリントS」、新ウェッジ「S159」、パターの「PLD」シリーズにガンメタルカラーの新ラインナップと盛りだくさん。その中から「ブループリント」に注目した。

新モデルの「G430 MAX 10K」はテーラーメイド「Qi10 MAX」ドライバーと同じように慣性モーメントの合計が10,000g・c㎡を越えるというコンセプト。

画像: 左右と上下の慣性モーメントの合計が10,000g・c㎡を超える「G430 MAX 10K」

左右と上下の慣性モーメントの合計が10,000g・c㎡を超える「G430 MAX 10K」

カーボンクラウンを採用し、シャローフェースで投影面積を大きくしたことで左右方向の慣性モーメント、上下方向の慣性モーメントを大きくしたことで、これまでの「G430 MAX」の寛容性に「G430 LST」並みの低スピン性能を持ち合わせているという。詳細は既報の試打記事で!

続いては、軟鉄鍛造のアイアンを2モデル。既に国内女子ツアーで鈴木愛、セキ・ユウティンらが投入しているキャビティ形状の「ブループリントS」とマッスルバックの「ブループリントT」。「S」はスコアで「T」はツアーを表しているという2つのモデル。

画像: 2024年新製品発表会でお披露目された「ブループリントS」

2024年新製品発表会でお披露目された「ブループリントS」

2つは同じ「ブループリント」の名を冠したモデルではあるが、共通するのは見た目のフォルム、ロフト角と軟鉄鍛造製法くらいではないかというくらい。

画像: 「ブループリントT」はコンパクトなサイズに少ないオフセットで操作性の高さが特徴

「ブループリントT」はコンパクトなサイズに少ないオフセットで操作性の高さが特徴

「T」は「S」に比べてコンパクトでオフセットも少ない。実際に試打してみると「ブループリントT」は前作よりも高さが出て飛距離も伸びているとはいうが、やはりツアープロのヘッドスピードや再現性は必要と感じた。

画像: キャビティ形状の「ブループリントS」(左)とマッスルバック形状の「ブループリントT」(右)を比べみるとその違いは明らか

キャビティ形状の「ブループリントS」(左)とマッスルバック形状の「ブループリントT」(右)を比べみるとその違いは明らか

一方の「ブループリントS」は打感は「i230」よりも軟らかく、弾道の高さや寛容性は同等レベル。

画像: 「ブループリントS」は軟鉄鍛造製法にややコンパクトなヘッドサイズのキャビティバック

「ブループリントS」は軟鉄鍛造製法にややコンパクトなヘッドサイズのキャビティバック

昨季「スタンレーレディス」から実戦投入していた鈴木愛によると「それまで使っていた『i210』と比べてコンパクトなヘッドサイズ、ソールの幅や形状のせいもあり、逆目やラフ、フェアウェイバンカーからの抜けの良さが抜群で飛距離もしっかり出ています」とのこと。

画像: 「ブループリントS」を昨季の「スタンレーレディス」から投入している鈴木愛

「ブループリントS」を昨季の「スタンレーレディス」から投入している鈴木愛

このオフでは週5回のトレーニングを課して「まずは3勝」を目指す鈴木愛とともに大注目のアイアンになることは間違いないだろう。

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