タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第12回は、「キャメロンのキャラクター」についてフォーカスした。
ゴルフクラブは、性能が問われる場面が多い。パターで言えば、ストロークのフィーリングに影響を与えるヘッドやネックの形状、重量配分、重心アングルなど。打感や音を左右する、素材、フェース厚、インサートなどである。
もちろんそれらは大切で、スコッティキャメロンのパターも、性能にこだわり抜いてデザインされている。ただ、スコッティキャメロンの場合、そこにちょっとした遊び心を加えることで、プレーヤーの所有欲を揺さぶる。
キャラクターが刻まれたパターやヘッドカバーも人気
そんな遊び心の象徴と言えるのが、スコッティキャメロンのキャラクターたちである。
キャメロン氏がかつて飼っていた犬をモチーフにした『スコッティドッグ』や、ピエロを思わせる『ジャックポットジョニー』。
忍者をモチーフにした『ウォリアーファミリー』などは、その代表だ。
クラブは性能がよければいいという方もいらっしゃるだろう。しかし、キャメロンマニアたちは、このキャラクターの刻まれたパターやヘッドカバーに果てしなく魅了されてしまうのである。
PHOTO/TakanoriMiki THANKS/スコッティキャメロンゴルフギャラリージャパン
※週刊ゴルフダイジェスト2024年1月30日号「キャメロンマニア宣言vol.22」より