ちなみにメリット、デメリットは?
ツアーボールとディスタンス系、それぞれどのようなボールなのか。
一般的に、ツアーボールとディスタンス系ボールのいちばん簡単な区別は、ボールのもっとも外側にあるカバーの素材。ツアーボールの多くはウレタン素材が使われ、ディスタンス系ボールはアイオノマーカバーのものが多い。
ボールはその構造でスピンのかかりやすさが決まっているといっても過言ではなく、簡単に言えば、内柔外剛(内の素材が軟らかく、外の素材が硬い)だとスピンが抑えられ、逆に内剛外柔(内の素材が硬く、外の素材が軟らかい)とスピンが生まれる。また、その差が大きければ大きいほど、その恩恵を受けられるのだが、ウレタンカバーとアイオノマーカバーだと、前者のほうが軟らかいため、内部構造が同じであった場合、ツアーボールのほうが、スピンが掛かりやすく、逆にアイオノマーカバーだとスピンが掛かりにくくなる。
また、ディスタンス系ボールはツアーボールに比べてコアが軟らかいものが多い。そのため、ヘッドスピードの速くない人でもしっかりコアを潰すことが可能だ。ボールは潰れれば潰れるだけスピン量が減るので、ドライバーでもスピンが少なくなり、飛距離アップにつながるのだ。
プロはほぼ100パーセント、ツアーボールを使う(“ほぼ”というのは全世界のプロの統計を持っていないため)。スピンコントロールができるプロにとって、スピンを掛けることのほうが曲がらず、またトーナメントプロの場合は硬いグリーンに止めて、寄せるためにはスピンが必須だからだ。また、カバーが軟らかいので、打感の軟らかさも魅力となる。
しかし、アマチュアにとっては、ドライバーが飛ぶというディスタンス系ボールのメリットは捨てがたいし、何よりも安いというコスト面も魅力に! そこでアンケートです。
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