2024年3月24日から1週間の期間で実施した「練習は週何回? 1回で何球打つ?」というゴルフ練習に関するアンケートに、約5千人の読者から回答をもらった。アンケートに答えていただいた読者に改めて感謝するとともに、アンケート結果を発表していこう! なお、約5年前にあたる2019年1月にも同様のアンケートを作成し、読者から回答を頂戴しているので、そのときとの比較も見ていきたい。

趣味とはいえ、熱心なゴルファーであれば1打でも少ないスコアでラウンドしたいと思うもの。そのためには日々の練習は欠かせない。そしてそう思う多くのゴルファーが集う場所が練習場。というわけで、まずはこの質問から。

Q:練習場に行くペースは?

・毎日/144人(3%)
・ほぼ毎日/227人(5%)
・週3、4回/630人(13%)
・週1、2回/1749人(37%)
・週イチ/1013人(21%)
・月数回/510人(11%)
・月イチ/134人(3%)
・気が向いたときに、たまに/165人(3%)
・ほとんどいかない/114人(2%)
・まったくいかない/63人 (1%)

いちばん回答が多かったのは「週1、2回」の1749人で全体の4割弱の37%。そして、2番目は「週イチ」の1013人(21%)、3番目は「週3、4回」で630人(13%)という結果に。「週イチ」以上と回答した人が3763人と全体の約8割に達していた。また、「毎日」と「ほぼ毎日」とプロゴルファー並みの練習量を誇る読者が371人と全体の1割弱いた。「みんなのゴルフダイジェスト」の読者はスコアアップを目指している熱心なゴルファーがほとんどという結果といえるだろう。

また、同じ質問をした5年前は、「毎日(59人・2%)」「ほぼ毎日(99人・4%)」「週3、4回(274人・11%)」「週1、2回(851人・35%)」「週イチ(587人・24%)」となっており、母数は違うが、比率としてはほぼ同じという結果だった。細かくみていくと、「毎日」と「ほぼ毎日」を合わせた割合は24年のほうが増えており、この5年でより熱心なゴルファーが増えてきたといえる。

Q:1回の練習で、だいたい何球打つ?

・500球以上/91人(2%)
・300球から500球の間くらい/271人(6%)
・200球から300球の間くらい/827人(18%)
・150球前後/1462人(32%)
・100球くらい/1340人(29%)
・いつも100球も打たない/639人(14%)

「150球前後」という回答がいちばん多く、1462人(32%)という結果となった。僅差で「100球くらい」が1340人(29%)で2番目に多く、「200球から300球の間くらい」が827人(18%)、「いつも100球も打たない」が639人(14%)と続く。

5年前のアンケートでは、「500球以上(57人・2%)」「300球から500球の間くらい(148人・6%)」「200球から300球の間くらい(512人・21%)」「150球前後(786人・33%)」「100球くらい(587人・24%)」「100球未満(309人・13%)」となっており、「100球くらい」のゴルファーが増えてきた結果となった。これは、昨今の物価上昇に伴う、練習場の料金価格が高くなったこと、またタイパを考えるゴルファーが多くなったのが要因と考えられる。

どの番手を重点的に練習する?

・全番手重要なので、全番手!/1093人(24%)
・1ラウンドで確実に10回以上使う、ドライバー/445人(10%)
・スコアメークの鍵はアプローチ。ウェッジ類/1036人(23%)
・やっぱりアイアン中心!/1583人(35%)
・これが打てればなんでも打てる。フェアウェイウッド/151人(3%)
・コースで頼りになる機会が多い、ユーティリティ/84人(2%)
・6番だけ、9番だけなど、1本のクラブだけを練習する/135人(3%)

もっとも回答が多かったのは「アイアン」で1583人と全体の1/3強がアイアンを重点的に練習するという結果に。次いで、1093人で全体の1/4が「全番手」、僅差で1036人で「ウェッジ類」という順になった。2024年4月4日に公開した『スコアアップのエッセンス』という記事で、HC0の木下輝洋さんのように「1本だけ練習する」という人も135人(3%)と少ないながらも、一定数はいることがわかった。

5年前の結果は多い順に「アイアン(42%)」「ウェッジ類(23%)」「全番手(18%)」「ドライバー(9%)」という結果だった。「アイアン」を重点的に練習する人が減り、その分、「全番手」に流れたとみて差し支えないだろう。

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Q:どんな練習している?

・フツーにフルショットのみ/261人(6%)
・ほとんどフルショット。たまにアプローチ/1525人(35%)
・ハーフショット、スリークォーターなどもよくやる/1807人(42%)
・フルショットはほぼせず、距離や球筋を打ち分ける/523人(12%)
・ひたすらアプローチ/189人(4%)

この質問では5年前とほとんど割合に違いがない結果となった。
・フツーにフルショットのみ/130人(6%)
・ほとんどフルショット。たまにアプローチ/809人(35%)
・ハーフショット、スリークォーターなどもよくやる/1023人(44%)
・フルショットはほぼせず、距離や球筋を打ち分ける/247人(11%)
・ひたすらアプローチ/94人(4%)
臼井麗香、藤田さいき、永嶋花音を指導しているティーチングプロの大本研太郎氏が「上達したいならハーフショットの練習で十分です」と言い切る練習法が、一般ゴルファーの間でも広まっていると言える。

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練習器具は使う?

・使わない。フツーに打つだけ/2721人(65%)
・練習器具は使わないが、手袋やタオルをわきに挟むくらいはする/228人(5%)
・スウィングに課題がある場合、使うこともある/707人(17%)
・練習器具はマストアイテム。練習には必ず取り入れる/247人(6%)
・使いたいんだけど、周囲の目が気になって使えない/262人(6%)

練習器具を使用しないゴルファーが65%と全体の2/3を占めている。これは、5年前に「使わないゴルファー」が59%だったので、6%も増えていることになる。ゴルフを生業にしているとはいえ、プロゴルファーでさえ練習器具を使用しているのだから、器具を使わないのはある意味もったいないように思える。とくに、その有用性を認めながらも「周囲の目が気になって使えない」という6%のゴルファーにはスコアアップのために周りの目を気にせず、勇気を持って練習器具の使用をオススメする。

ここからは回答だけ紹介!

練習場は屋外? 屋内?

・気持ちいい屋外派!/3639人(83%)
・気候に左右されない屋内派!/728人(17%)

練習って、好き?

・練習大好き! 実は練習だけでコースは行かなくてもいいくらい/475人(12%)
・コースでプレーするのもいいが、練習場でスウィング作りも同じくらい好き/1957人(48%)
・特に好きってわけでもないけど、習慣で練習は欠かさない/1138人(28%)
・練習嫌い。練習しないで上手くなりたいというのが本音/449人(11%)
・練習を一切しないので、好きも嫌いもない/96人(2%)

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読者のみなさんの練習の参考にしていただきたい!

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