月刊GDでおなじみの鈴木悠介プロがハイロフトUTを徹底試打!
ボールはタイトリスト プロV1を使用し、3Dドップラーとカメラのフュージョントラッキングテクノロジーを有する「MEVO+」で計測。フラットな視点とマシンのような精度の高いスウィングでギア分析に定評のある鈴木悠介プロが試打・解説を担当した。
「パラダイム Ai スモーク」
風の中でもしっかり飛ばせてミスの寛容性が高い
「推進力のある強い球で、距離を出して攻められるUTです。ヒールヒットでも距離が変わらないし、トップ気味でもしっかり飛ぶ」(鈴木プロ・以下同)
「パラダイム Ai スモーク HL」
球が程よくめくれて上からドンと止まる
「球の出だしが高くてスピンが入り弾道の“頂点”が先のほうへ行くので、落下角が大きい。固いグリーンでも止められます」
「パラダイム Ai スモーク MAX FAST」
残り距離が長くても 果敢に狙いたくなる
「クラブが軽くてヘッドスピードが上がるし、ボールを弾く手応えがして初速が出て飛ぶ。長い距離が残ってもグリーンを狙えそうです」
「Qi10」
強い打球でターゲットへ一直線
「球が強くて、風が吹いていてもライン が出しやすく、小さいグリーンも狙えます。芯を食うとソフトな打感に」
「Qi10 MAX」
“やわらかいキャリー”でドン!
「球がつかまるし “下っ面”でも上がる。スピンがほどけず安定したキャリーで飛び、グリーンに止まります」
「B1ST HY」
左のミスを気にせず振り切れる
「フェースが開いた逃げ顔。左サイドにOBや池があっても気にせず、思い切って左に振っていけます」
「B2HT HY」
振れる、上がる、つかまる
「クラブが軽く感じて振れます。しかも球が高い、つかまる、スピンが入る。非力な人でもキャリーでピンを狙えます」
残り23本のクラブの試打&インプレッションや、ロケーション別のオススメUTなどは4月号の「月刊ゴルフダイジェスト」とMYゴルフダイジェストにて掲載中!
TEXT/Satoru Niida、Yoshiaki Takanashi
PHOTO/Tadashi Anezaki、Tomoya Nomura
※月刊ゴルフダイジェスト2024年4月号「新時代のセッティングの要 ”攻め”のユーティリティ」より一部抜粋