小祝さくら:歴代最多年間ラウンド数
22年の全米女子オープンに出場したため国内連続出場は142試合でストップしたものの鉄人ぶりは健在。単一年の最多ラウンド記録は22年吉田優利の124ラウンド。小祝は昨年、5度予選落ちして120.5ラウンドだった。
岩井明愛・千怜:双子姉妹による年間獲得賞金3億円超え
昨年2人で2億9000万円弱を稼ぎ出したが、3億円超えにも期待がかかる。双子姉妹による歴代記録を数々塗り替えてきた2人だが、女王争いを演じて3億円の大台を超えられるか!?
櫻井心那:史上最年少10勝
史上最年少の10勝は宮里藍の20歳105日。櫻井が2022年の西郷真央を上回るペースで5月のリゾートトラストまでに6勝を挙げるとこの記録を更新する。
申ジエ:史上初のキャリアグランドスラム&永久シード
08年に日本初出場以来28勝を積み上げ、生涯獲得賞金額が1位の不動裕理に迫るなか、目標の永久シード獲得も目前(あと2勝)。国内メジャー(公式戦)でも4勝を挙げ、残るは日本女子OPのタイトルのみ。
神谷そら:歴代最長飛距離
計測が始まった17年以来、年間平均260Y以上を記録したのは17年の葭葉ルミ、19年の穴井詩、昨年の神谷の3人。昨年神谷が記録した260.82Yが最高だが、今年も記録更新の期待がかかる。
山下美夢有:連続オーバーパーなしラウンド数
19年の渋野日向子が記録した29ラウンドが最長記録だが、昨年、山下は43.5ラウンドを記録している。ただし体調不良による棄権を挟んだことにより非公式となった。
●23年は山下美夢有が9つの記録を達成
2022年の平均ストローク「69.9714」を更新し、2年連続60台を達成した山下。ブリヂストンレディス、リゾートトラストレディスと2週続けて4日間大会を制し、2年連続で2億円以上を稼ぎ出し、2季連続年間女王に。プロ4年目で生涯獲得賞金は5億円を超えた。
①歴代最少平均ストローク「69.4322」
②史上初2年連続平均ストローク60台
③歴代最少平均パット数(パーオンホール)「1.7256」
④歴代最多平均バーディ数「4.3828」
⑤歴代最高パーブレーク率「24.5082」
⑥最年少2年連続年間女王
⑦最年少生涯獲得賞金5億円突破
⑧史上初2年連続獲得賞金2億円超え
⑨史上初2週連続4日間大会V
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PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Tadashi Anezaki、Shinji Osawa、Hiroaki Arihara
※週刊ゴルフダイジェスト2024年3月5日増刊号「ツアーマニアSP」より