高級住宅街を見下ろすHIBARI GOLFは激難ショートコース
こんにちは、“はむちゃん”です。連載2回目は、先週末(2月24~25日)に攻略した兵庫県のHIBARI GOLFと岡山県の赤坂カントリークラブのお話です。
ふだん、私が自宅を出るのは金曜日の夜。でも今回のHIBARI GOLFのスタート時間は午後2時20分だったので、珍しく当日の朝8時に清洲城を出発しました。今回、ナビはいつもと違うルートで、まず西南に向かって進み、木曽三川にかかる立田大橋を渡り、桑名に出て四日市から国道1号線で亀山⇒25号線で伊賀⇒大阪まで走り、宝塚へ向かいました。この日は3連休の2日目とあってあちこちで渋滞。目的地に着いたのは13時半。5時間半かかりました。
HIBARI GOLFは宝塚の高級住宅街の山の頂上にあり、ゴルフ場手前のラスト2キロはものすごい急坂のくねくねカーブ。かつては雲雀丘ゴルフ場と称した、パー60のショートコースです。
ゴルフの腕前が社内トップクラスの元上司、勝美浩氏には「ショートコースをやるためにわざわざ宝塚まで下道で行くなんて馬鹿じゃないか」と揶揄されましたが、「やってみないとわからんでしょ」と私。口コミには「難易度の高いショートコース」とありましたが、実際、その通り。打ち上げ、打ち下ろしの距離感が難しく、距離は短いが狭い、隣のホールと隣接している、グリーンの下りはマジで速い、とタフさ満点。比較的フラットなアウトは1オーバーの32ながら、アップダウンの多いインは35で6オーバー、計67でパット数33でした。
ちなみにこの日は、予約通り1人プレーで乗用カート付。勝美氏は「1人で回ったらナンボでもインチキできるがや」と言いますので、あえて1人のときはノータッチ、完全ホールアウトがマイルール。私のもう1つの目標は生涯プレーした全ラウンドの平均スコアが90を切ること。1打たりともいい加減にはできないのです、な~ンちゃって(笑)。
いずれにしても、きちんとやって70を切るのは大変というのが実感。ショートコースですが、1度はトライしてみる価値ありです。
17時にプレー終了、18時に出発し、今夜の宿泊地、道の駅「彩菜茶屋」に向かいました。岡山県美作市にある道の駅で、中国自動車道を使えば美作インターから5分の立地。それを下道で150キロ、延々4時間半かけて到着。遠いし、眠いし、着いたらすぐ爆睡。
同伴者に恵まれて雨でも楽しいゴルフ‼
25日は朝4時半にクルマの屋根を激しく叩く雨の音で目が覚め、5時に出発。約30分で目的地・赤坂CCに着きました。本来は6時半のオープンなのに、私の姿を見たらすぐクラブハウスの玄関を開けてくれて大感激‼
赤坂CCは岡山県の内陸部にあり、メンテナンス満点の美しいゴルフ場でした。
私、ふだんは雨でも雪でもクローズにならない限り、ラウンドします。全国制覇を目指す以上、雨や風でキャンセルしていたら話にならないから。でも、1人予約をすると、地元の人はほとんどキャンセル。それはやむを得ないのですが、この日は違った。同伴者3人が全員揃ってみえたのです。高平さんは「週刊ゴルフダイジェストの記事を見て、どんな人か会ってみたい」と。その師匠の高岡英俊さんは片手シングルで県のトップアマ、さらに過去にビリヤード日本一になったとかで、ミサイルみたいな切れ味の恐ろしく距離の出るボールを打っていました。もう1人は身長191センチの岡藤さん。3人とも篠つく雨を前に、スタート時間の7時20分になっても「やめよう」とは言わない。高岡さんが言いました「競技会は雨でもやる。そのときのための練習ですよ」
くーッ、こういう出会いがあるから全国制覇はやめられないんですねえ(笑)。
結局、1日中やまない雨に動揺したのは私のみ。56・49の105でした。高岡さん40・38の78。高平さん94、岡藤さん97。
12時半にプレー終了。食事をして風呂に入り、14時半にコースを出発。国道2号バイパスをひたすら大阪へ向けて走り、大阪からは往路を戻り、23時に清洲城に帰着。途中5回コンビニに寄り、仮眠しました。
●今回の走行距離:715キロ
●1泊2ラウンドの総経費(ガソリン代、食費を含む):3万4481円
●制覇コース:990カ所(国内2100余中)
今週はメイプルヒルズゴルフ倶楽部(滋賀県)、作州武蔵カントリー倶楽部(岡山県)を攻略予定です!
Arrange/Kenji Takahashi
※2024年5月30日11時57分、「清須城」を「清洲城」に修正しました。