2024年元旦、石川県能登地方を震源として発生した能登半島地震。発生から2カ月が経過したが、ゴルフ界から支援の手を差し伸べるプロはまだまだ多い。石川県出身の川岸良兼もその一人。2月12日、千葉県のマクレガーCCにて「令和6年能登半島地震 復興支援チャリティプロアマゴルフ会」を開催した。
チャリティオークションも開催、利益のすべてを寄付へ
いまだに多くの被災者が不自由な生活を強いられている能登半島地震。ゴルフ界でも支援の動きが続々と生まれている。石川県小松市出身の川岸良兼が発起人となり、2月12日に千葉県のマクレガーカントリークラブで行われた「令和6年能登半島地震 復興支援チャリティプロアマゴルフ会」もそのひとつ。川岸と日大ゴルフ部同期の鈴木亨、後輩でツアー7勝の今野康晴、その甥の今野大喜、勝俣陵ら、女子では元賞金女王の村口史子や川岸史果らプロ17名が参加してプロアマが行われた。
参加費からプレー代など必要経費を除いた全額を復興義援金として寄付。また参加プロによるチャリティレッスン会やプロたちのサイン入りグッズも販売され、協賛にはレジェンドの青木功や倉本昌弘、不動裕理から若手の岩﨑亜久竜や清水大成まで多くのプロや関係者が名を連ねた。
集まったチャリティ金の合計は133万6300円。
「自分の地元、小松市は比較的少ない被害で済んでいますが、石川県内では本当に多くの方が苦しい状況に置かれています。郷里のために少しでもお役に立てればと思っております」(川岸良兼)
PHOTO/Hiroyuki Okazawa
※週刊ゴルフダイジェスト2024年3月12日号「復興支援 チャリティコンペ」より