ついに今シーズンの国内女子ツアーが沖縄で開幕した。本日発売する2024年3月19日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、開幕戦のダイキンオーキッドレディスで女子プロたちが手にしたクラブを特集している。発売になったばかりのニューモデルや未発表クラブを投入した選手も見受けられたが、みんゴルではその中から上田桃子、原英莉花、阿部未悠、岩井明愛・千怜姉妹のクラブを紹介!

岩井明愛・千怜姉妹「今年の目標はパリ五輪出場、国内ツアー5勝、海外でトップ5フィニッシュ」

岩井姉妹のドライバーはカラフル。これは発売前の新しいヨネックス「EZONE GT タイプS」でふたりの好きな色がベースになっており、姉・明愛モデルはターコイズブルー、妹・千怜モデルはマゼンタとなっている。

フェースには独自の縦レーザーミーリングが施され、これによりスピン軸の傾きが小さくなり、方向性が安定し、平均飛距離のアップが見込めるという。シャフトはこれまで同様、明愛が「レクシス カイザM」、千怜が「レクシス カイザL」。

上田桃子「今年の目標はメジャー優勝」

“クラブを替えない女”として知られる上田桃子。昨秋に長年使用してきたキャロウェイ「Xホット プロ」の5WとタイトリストのUT「816H」を2本のキャロウェイ「APEX UW」にスイッチして周囲を驚かせたが、今季の開幕戦では、さらに3Wを「パラダイム Aiスモーク ♦♦♦」に、そして4UTをキャロウェイ「パラダイム Aiスモーク」にチェンジ。これでウッド類はすべて新しくなった。

キャロウェイ「パラダイム Aiスモーク ♦♦♦」ドライバーは、シャフトも先シーズン主に使用した「ベンタス TR レッド」から「ツアーAD CQ」に。これは「パラダイム Aiスモーク ♦♦♦」の3Wをテストしたときに挿さっていた「ツアーAD CQ」の感覚がよく、ドライバーのシャフトも同じもので揃えたためだという。

原英莉花「今年の目標は目の前の一打に集中すること」

クラブ契約フリーの原。昨秋の日本女子オープンではキャロウェイ「パラダイム ツアー」を使用していたが、今季、開幕戦に選んだのは最新のキャロウェイ「パラダイム Aiスモーク」。だが、バッグに入っていたのは発表されていないプロトタイプで、ヘッドには「♦♦♦ MAX」と書かれている。実はこれ、海外ではエミリアーノ・グリジョらが使用しており、「♦♦♦」に比べて形状が後方にストレッチされ、投影面積が少し大きく、フェースも若干シャローになっているという。

そのヘッドに合わせたシャフトは、昨年大活躍した「ジ・アッタスV2」ではなく、同じUSTマミヤの逆輸入ブランド「LIN-Q ブルーEX」。トルクが少なくパワーヒッターが叩いても左に行きにくい方向性のいいシャフトだ。

阿部未悠「今年の目標は初優勝」

阿部のバッグに入っていたのは、米国女子ツアーで古江彩佳がひと足先に投入し、話題になった未発表のブリヂストン「B3 MAX」。「顔がとにかくイケメンで、打感も軟らかくてすごくいいので、初めて使ったときから、絶対実戦で使おうと思っていました。前の『B3』も使っていたのですが、それに比べると球が上がりやすく、簡単に強い球が出てくれる。風にも強いし、横風でも曲がりません」(阿部)

選んだクラブでどんな活躍をみせるのか、今シーズンの彼女たちに注目したい。
佐久間朱莉、鈴木愛など他6名のクラブは、本日発売の2024年3月19日号の「週刊ゴルフダイジェスト」とMYゴルフダイジェストにて掲載中!

PHOTO/Hiroyuki Okazawa

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