みんなのゴルフダイジェストのYouTubeでは、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太の二人による“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画「みんゴルガチギアトラック」を公開中。2024年3月8日発売のミズノ『ST-MAX 230』の性能を検証した。

HS40m/sくらいで試打

次にクラブスピードを一般の男子ゴルファーの平均に近い40m/s前後で打ってみたときのクラブ特性を検証した。

1発目
<トラックマン4のデータ>
クラブスピード/41.0m/s
ボール初速/60.8m/s
打ち出し角/11.7度
スピン量/2428rpm
降下角/32.6度
キャリー/203.1ヤード
飛距離/230.0ヤード
打ち出し方向/1.6度左
スピンアクシス/2.8度左

<GCクワッドのデータ>
H打点/9㎜トウ
V打点/4㎜高

画像: 癸生川プロが一般的なアマチュアゴルファーのクラブスピードでスウィングしたときのトラックマン4とGCクワッドのデータ(上がトラックマン4、下がGCクワッド)

癸生川プロが一般的なアマチュアゴルファーのクラブスピードでスウィングしたときのトラックマン4とGCクワッドのデータ(上がトラックマン4、下がGCクワッド)

一発目で癸生川プロが驚きの感想を発した。

「40m/s前後で打つとシャフトは凄い走る感じがする。そしてスピン量が減る。溝(コアテック・チャンバー)の効果なのかは分からないけれど、飛び方としては球が吹き上がることなく、ちょっとロースピンで低い弾道になる感じです」。

この癸生川プロの感想を受けて、小島プロがクラブスピード40m/sで打った場合の『ST-MAX 230』のクラブ特性に関して解説をする。

「癸生川プロが低い弾道を言う通り、降下角度が『32.6度』というのは適正値の範囲内ですが、弾道はちょっと低めかなと思います。打ち出しが『1.6度左』で、スピンアクシスが『2.8度左』ですから、ちょっとつかまった球になっています。クラブスピードは『41.0m/s』でスピン量は『2428rpm』ですから多くも少なくもない。逆に言うと41m/sで打ってもつかまった球になっているので、つかまりやすいクラブだと言えるとは思います」。

画像: 『ST-MAX 230』の性能について話し合う両プロ

『ST-MAX 230』の性能について話し合う両プロ

試打後に二人で『ST-MAX 230』について語りあった。

癸生川 構えやすい、大きすぎない、球が強くロースピンで飛んでくれるというのが打った感想ですね。今年発売のいわゆるMAXという名を冠しているドライバーの中でも、特に球が強いなという印象です。ただ大きいから球の操作が若干しにくいなということがあるかなと思いましたけど。

小島 でも逆に言うと、その特性が真っすぐバーンと飛ばしたい人は良いのかなとも思いますよね。

癸生川 あと、普段スピン量が多くて悩んでいる人にとっては、適正なスピン量になってくれて飛距離が伸びる感じはしますよね。

小島 10.5度のSのシャフトを装着したST-MAX 230は、スピード帯としては速めの方がいいのかな。

癸生川 いや、打ってみて、40m/s前後の方が良いのかもしれないと思いました。

小島 ただ、40m/sを超えないと、ちょっとドロップしそうな感じはないかな。あとはシャフト交換やカチャカチャで調整をしてもらうといいのかなと思いますね。ミズノさんはアイアンの印象が強くて、ウッドの印象はあまり無かったんですけど、今日の試打を見て、“アリ”かなと思いましたね。

癸生川 それは僕も思いました

みんなのゴルフダイジェストYouTubeのみんゴル試打班「ガチギアトラック」では、『ST-MAX 230』を40m/s前後でヒールやトウで打ったときのミスへの強さなど、さらに詳細に試打で検証をしているので、そちらも含めてチェックをし、クラブ選びの参考してみてはどうだろう。

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画像2: ST-MAX 230/ミズノ2024年新作ドライバーをガチ試打【トラックマン4&GCクワッド使用】 youtu.be

ST-MAX 230/ミズノ2024年新作ドライバーをガチ試打【トラックマン4&GCクワッド使用】

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PHOTO(クラブ)/Tomoya Nomura
THANKS/アコーディア・ゴルフ 技術研究所

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