スーパーチューズデーを制し、どうやら今年のアメリカ大統領選挙はドナルド・トランプ氏(45代大統領)とジョー・バイデン氏(46 代大統領)の一騎討ちになりそうだ。
画像: LIVの大会にもこのキャップで来場(PHOTO/Getty Images)

LIVの大会にもこのキャップで来場(PHOTO/Getty Images)

裁判費用の補填に充てるためかどうかは定かではないが……

トランプ氏といえば、4件の刑事事件に加え、連邦議会への乱入や2020年の大統領選挙の結果を覆そうとした事件について、最高裁での事前審議が4月にも始まる。地裁では、刑事事件に対する巨額の賠償がトランプ氏に言い渡されているが、そうした裁判の行方にかかわらず、裁判費用がかさむばかりだ。

そんななか、トランプ氏の大統領選キャンペーン・ゴルフグッズが売れているとか。“MAKE AMERICA GREAT AGAIN”と書かれた赤いキャップは有名だが、その横には45-47と書かれており、47代の大統領への意思表示を示している。

さまざまなメーカーから胸に「Trump 2024 the Rules Have Changed(ルールが変わった)」「TAKE AMERICA BACK(アメリカを取り戻せ)」といったスローガンがプリントされたゴルフシャツやゴルフボールにボールマーカー、タオル、ピンフラッグと、さまざまなゴルフグッズが売りに出され、これが売れているというのだ。

裁判費用の補填に充てるためかどうかは定かではないが、大統領選でも金儲けとは、なんとも商魂たくましい……。

そういえば先頃、バージニア州のトランプナショナルGCにある記念碑「リバー・オブ・ブラッド」がちょっとした話題になった。その場所は南北戦争の激戦地で“川が血で赤く染まった"というのだが、歴史家に言わせるとそうした事実はなかったという(あったとしてもポトマック川の上流17~18㎞離れた場所だとか)。

それに対してトランプ氏は、「どうしてそんなことが分かる? 彼ら(歴史家)はそこにいたのか」と答えている。

トランプ氏のゴルフ上のチート(ごまかし)は数々伝えられているが、本来ならチートするゴルファーは誰にも相手にされなくなるはずだが、どんなゴルファーがトランプグッズを買うのだろうか?

※週刊ゴルフダイジェスト2024年3月26日号「バック9」より

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