全米ゴルフ協会(USGA)は3月2日、同協会で最も権威のあるボブ・ジョーンズ賞の受賞者を発表。栄えある受賞者に選ばれたのはタイガー・ウッズだった。
画像: USGAの最高栄誉賞を手にしたタイガー・ウッズ。写真は24年ジェネシス招待練習日(撮影/中村修)

USGAの最高栄誉賞を手にしたタイガー・ウッズ。写真は24年ジェネシス招待練習日(撮影/中村修)

生涯アマチュアを貫いた球聖ボビー・ジョーンズにちなんで命名された同賞は、卓越したスポーツマンシップを発揮しゴルフ界に貢献した人物を称えるUSGAの最高栄誉賞。

タイガーはSNSで、「ボブ・ジョーンズ賞を受賞できて光栄です。USGAに感謝します」とコメントした。

松山英樹が優勝したジェネシス招待では、自身がホストを務めるシグネチャーイベントにもかかわらずインフルエンザを発症して途中棄権。次なる動向が注目されたが、現地時間4日に行われた「プロ・メンバー選手権」(プロアマ大会)への出場がそれだった。

タイガーのほかにもジャスティン・トーマスやコリン・モリカワ、トニー・フィナウらビッグネームがひしめく豪華フィールドで、アマチュアも企業のCEOなどトップ中のトップばかり。2人1組のベストボール方式で、タイガーは全米プロゴルフ協会のセス・ウォー氏とペアを組み、優勝したエリック・ファン・ローエン組に5打差の67で33位に終わったが仲の良いトーマスと同組で笑顔のラウンド。体調はすっかり元に戻ったようだった。

同選手権は世界のベストコース100選でトップ10に入る名門セミノールGC(フロリダ)で1937年に創設された由緒あるプロアマ大会。週末に開催されたアーノルド・パーマー招待の会場とも近く、肩慣らしの意味でも大勢の有名プロが参加することで知られている。コグニザントクラシックで21位タイに終わったローリー・マキロイも父・ジェリーさんと組んで22位タイだった。

雷雨で月曜日に持ち越されたコグニザントクラシックで日曜日にプレーを終え2位タイに入ったファン・ローエンは、プレーオフに備えいつでも試合会場に戻れるよう準備していたが杞憂に終わり、プロアマでも優勝、生涯最高の月曜日を謳歌した。

※週刊ゴルフダイジェスト2024年3月26日号「バック9」より

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