しっかりした手応えがありスピンも利く!
「最高到達点後もボールが一切ブレません」(辻村コーチ)
コースで打った瞬間、「最高到達点を過ぎてから着弾するまでのボールのブレがない!」と話した辻村コーチ。それもそのはず、「NEWクロムシリーズ」は“風への強さ”が特徴のひとつ。ブレない、風の影響を受けないということは、天候によるスコアの影響が少なくなるということだ。
辻村 風が強い日が、一番プロの力量の差が出やすい。でも、このボールの強さがあれば風の影響を少なくできるように感じました。加えて「クロム ツアー」は軟らかくなった印象があります。ヘッドとボールの初速が変わらず距離感も合いやすい。アプローチでも真価を発揮してくれますね。
教え子である上田桃子も「クロム ツアー X」の球の強さを実感し、開幕戦からすでにスイッチしているという。この評判が広まれば、契約外の選手も「NEWクロムシリーズ」を使用する日が来るかもしれない。
上田桃子
うえだももこ。チーム辻村の一員。昨シーズンのメルセデスランクは17位。ボールは「クロム ツアー X」を使用。
辻村明志
つじむらはるゆき。上田桃子や吉田優利など多くのプロを育ててきた“チーム辻村”を率いるプロコーチ。23年レッスン・オブ・ザ・イヤー受賞
風に強い「クロムシリーズ」最大の秘密はディンプルの形にあり!
数多く並んでいる六角形のパターンの中に円形を取り入れた「シームレス・ツアーエアロ」により、風に影響されやすい最高到達点後の球も風に負けずにブレにくくなっている。
上田 「クロムツアー X」のしっかりした打感と強い球が出てくれる感じが好き。風が強くてもタテの距離はもちろん、左右にも強いんじゃないかなって感じました。ミスをしても風に負けませんね。
チーム辻村の六車日那乃も「クロム ツアー」を絶賛
六車 風が5メートル以上吹いてしまうとスコアを崩しがちなのですが、このボールは風が気にならないですね。自分自身のスウィングさえできればボールが助けてくれるので自信を持って攻められます。
「クロムシリーズ」のラインナップは3種類。どう違う?
パターの転がりもブレが少ない「クロム ツアー X」
辻村 カップ際までボールがヨレないですね。18ホール回っていると、ちょっとのヨレで自分のストロークのミスだと思っちゃうのでそれがないのがいいですね。
前モデルよりも少し軟らかくなった「クロム ツアー」
辻村 アプローチではヘッドの動きとボールの初速が同じであってほしい。「クロムツアー X」よりも軟らかい「クロム ツアー」は自分の体で送り出している感覚が強く距離感が合いやすいです。
音が1トーン下がった「クロム ソフト」
辻村 高い音だと弾く感じが強いのですが、前作よりも1トーン低くなっているのがいい。球持ちが長く感じられるので球筋を操りやすいですね。