
コースへ着き朝食中、「タイガーが練習場に現れた」という話を聞き、急いでレンジへ
いよいよオーガスタウィーク! 練習日1日目の月曜朝8時、早くもタイガーが練習場にいるという情報を聞き、練習場へ駆けつけた辻村。軽いショット練習とアプローチ練習の後、W・ザラトリスとインコースの9ホールをラウンドするということで、付いて回ることに。

W・ザラトリスと2人で練ランに臨むタイガー(撮影/Blue Sky Photos)
GD 久々のタイガー、どうでしたか?
辻村 やっぱりカッコいいですね! ショットもある程度は戻ってきているようですし、あとは4日間戦えることを期待するばかりです。何度かティーショットでザラトリスをオーバードライブしている場面もありましたし、完走できれば良いところへ行けるのでは? と期待してしまいますよね。というか、練習ラウンドがすごく上手な選手だなって改めて感じました。
GD 練ランが上手いとは?
辻村 時間の使いかたです。ショットはあっさり1発で終わることが多いですが、グリーン周りに時間をかけていましたよね。練習ラウンドが上手い選手ほどアプローチに時間を割きます。そして打つ場所は、“外して良い”場所。たとえば右サイドが安全といわれる11番は、右の砲台下から何度もアプローチしていました。けっこう右から打つ場面もありましたが、あれは「ここまでなら外して良い」ということなのでしょう。

グリーン奥から球を上げたり転がしたり。ピン位置によってさまざまな球を打っていた(撮影/Blue Sky Photos)
GD 13番パー5でも奥からかなりの時間を費やしていましたね。
辻村 あれは2オンを想定しているのでしょう。手前にクリークがあるのでセーフゾーンは奥で、さらに本番で切られるであろう4カ所の“仮想カップ”に対し、奥からどう転がるかを入念にチェックしていました。

15番でティーショットを打った後、水切りショットを披露する2人。このサービス精神!(撮影/Blue Sky Photos)
練習ラウンドで恒例となっている“水切りショット”に挑戦。練習日の初日にも関わらず朝早くからこのギャラリー!
わずか9ホールだったが、「タイガーのマネジメントを満喫した」という辻村。ちなみに最終日!? と思うほどのギャラリーにも驚がく。もうちょっと近くから見たかった~。
PHOTO/Blue Sky Photos
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