今年の3月31日をもって4期8年にわたって務めたJGTO会長を退任した青木功が、久しぶりに“いちプロゴルファー"としてシニアのプロアマ戦に参加。要職を離れて間もない現在の心境を聞いた。
画像: 4期8年にわたって務めたJGTO会長を退任した青木功(写真は23年JGTOアワード)

4期8年にわたって務めたJGTO会長を退任した青木功(写真は23年JGTOアワード)

一人のプレーヤーに戻って最初の試合となった青木。その姿に周囲から『さっそうとしているように見える』という声も上がっていたが、これに対し「それはゴルファーでいる限りはね。生涯ゴルファーでいこうと思っているわけだから」と笑顔を見せた。

久しぶりに競技者として試合へ出場した印象については、「やっぱり芝の上は新鮮だよね。(練習量が少ないから)朝、当たったってバンザイしたよ。ちゃんと当たるか心配だし、テンプラなんかしたくないからなあ」と語った。

GD 体調はどうですか?

青木 なまったな。トレーニングだって(会長職に就く前に)やっていたことの半分もやっていないからね。

GD では、これからトレーニングで体を作り直すと。

青木 でもそんなにひっちゃきになってやっていたら、今度は体がぶっ壊れるから。その辺は程度を考えてやらないとダメだよね。でも、もう少し若返ることはできるかなと思っているけど。

GD 会長職を離れ、気持ちは楽になりましたか?

青木 楽になったというより8年やったなかで、自分では目いっぱいやったつもりだったけれど、何かやり残したものがあったのかどうか、それはわからない。やっぱり人の上に立つというのは難しい、それはつくづく思ったよ。あんなに周りに気を使わなきゃならないのかという……変に使わなくてもいいんだけどね。自分の仕事(プロゴルファーとしての職務)外のことだから、そうなるんだと思う。

GD これからの目標は?

青木 コテンと死ぬまでゴルフをやっていると思うよ。前からそう言っているからね。

“青木節"も復活するだろう。今後のゴルファー青木功としての活動に注目だ。

※週刊ゴルフダイジェスト2024年4月23日号「バック9」より

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