タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第23回は2024年3月末に発売となったファントムシリーズに迫る。
マレットファンでなくとも手に取る価値のある新作
スコッティキャメロンの新モデル『ファントム』シリーズのパター7本が、3月29日に発売された(ファントム11および11.5は、24年夏季に発売予定)。
1月に行われたソニーオープン・イン・ハワイにおいてツアーデビューを果たした同モデルは、シルバーとブラックを基調にした、精密機器を思わせる美しい仕上がりのパターである。
今回のモデルチェンジで3代目となる新シリーズでは、①ヘッドデザイン(ヘッドに設けられた様々な角度や、上部に配された3ドットやレールライン)によって、アライメントの取りやすさが向上。②デュアルミルドフェースと内部構造により、軟らかさのなかに芯を感じ取れる打感、打音を実現するとともに、③両手にフィットするフルコンタクトグリップの採用によって、手元のフィーリングをアップしているという。
世界のツアーで高い使用率を誇るファントムシリーズの最新モデル。マレットファンならずとも、一度は手に取ってみる価値がありそうだ。
PHOTO/Takanori Miki
THANKS/アクシスネットジャパンインク、スコッティキャメロンゴルフギャラリージャパン
※週刊ゴルフダイジェスト2024年4月23日号「キャメロンマニア宣言」より