アルファードだけじゃない、楽しい“フォーサムドライブ”!!
たまに人の送迎を苦にしない心優しいミニバンオーナーとゴルフに行くことがありますがホントに楽しい! 集合場所やピックアップで多少待つものの1台に4人が楽勝で乗れて4バッグ積載もOK。
一度集合してしまえば後はわいわいガヤガヤゴルフドライブを楽しみつつ、コースに向かうだけ。高速代や燃料代も皆で割れば安く済みますし、帰り道のサービスエリアであーだこーだお土産選ぶのも楽しい。結局、ゴルフはみんなでするスポーツ。気の合う仲間とゴルフでミニバンドライブは十分にあり。
ミニバンの人気筆頭はラージ系のトヨタ・アルファードでゴルフ場目撃率も高いですが、ここ最近面白いのは復活版ホンダ・オデッセイ! え、オデッセイってなくなったんじゃなかったっけ? ってその通りで現行5代目は2021年後半に一度国内販売を中止してます。しかしオデッセイの走りを愛する海外市場では作り続けられており、今春輸入車として国内販売が復活。しかも内外装&性能を絶妙ブラッシュアップ。
それが今回乗ったオデッセイe:HEVアブソルートEXブラックエディション。デコっぱちスクエア系グリルをブラックメタリックで覆いつつ拡大。同時に低床フロア+電動感の強いホンダ独自のシリーズハイブリッドがもたらす爽快な走りは変わらず。145psの2リッターエンジンはほぼ発電専用で、駆動は184ps&315Nmのモーターで行うので滑らかかつ速さも十分。発進から静かなのはもちろん、ギアショックがなくスムーズで、オマケに燃費もいい。モード燃費はリッター19km台でリッター17km台の最新アルファードを上回ります。
1~2列目の広さは実質アルファードとさほど変わらず。ホンダ独自の低床フロア設計により見晴らし感ではトヨタに負けますが、逆に乗ってる時の安定感、地を這うような走りはなかなか。3列目シートも広さ自体はさほど変わらないうえ、オデッセイ独自の床下収納式なのでラゲッジにするとフルサイズのキャディバッグを4本寝かせ置きも楽勝。需要こそありませんがヘタすると8本以上積めます(笑)。
先進安全装備は最新モデルと厳密に比べると劣りますが、追従オートクルーズにレーンキープアシストも付いてますし高速もラク。仲間の誰かに買ってみてほしい一台なのです(笑)。
撮影車種/ホンダ オデッセイ
全長×全幅×全高/4860×1820×1695mm
メーカー希望小売価格/516万4500円~
撮影/三浦孝明
モデル/澄川愛(ゴルル)
撮影協力/加茂ゴルフ倶楽部
※週刊ゴルフダイジェスト2024年4月30日号「至高のゴルフCARを探せ 小沢コージの只今コージ中!」より