久しぶりに同級生と飲むが、“健康”の話題ばかりで病気自慢の花盛り。「健康管理には、スマートウォッチがいい」と力説する友人。
「ゴルフやるんだろ? コレ凄いらしいぞ!」とファーウェイ「HUAWEI WATCH GT 4」を見せられる。おしゃれなデザインに驚くが、3月にアップデートされてGPS距離計の機能も追加されたようだ。「でもオマケみたいなものだろ?」と高をくくっていた。帰りの電車でスマホ検索すると、オマケどころか機能が盛りだくさんで欲しくなる。ちょっと冷静になろう。
国内2200以上のコースに対応、AMOLED(※)ディスプレイは明るくて鮮明。ボールがある位置をタップするだけで、グリーンまでの距離を表示してくれる“三点間計測”もできる。風向きと風速も表示してくれる。スコア入力だけでなくスコア管理、スウィングデータも取れる。「スマートウォッチ機能はファーウェイがピカイチ」と友人が絶賛していたし、デザインはカッコいいし、価格が4万円を余裕で切るし、健康管理目的と妻への言い訳も完璧。我慢できずポチってしまった。
※アクティブマトリクス式有機 ELの略。他の有機ELよりも画像の精細さと反応速度の速さがメリット
届いて使ってみると、まずスマートウォッチ機能、健康管理ツールとして普段使いの優秀さに驚く。しかし歩数や睡眠の質のデータを見た妻に、厳しい健康指導を受けてしまった。
コースで使ってさらに驚く。5つの衛星から受信計測しているので距離はバッチリ。めちゃくちゃ快適でスピーディな操作性。ハザードまでの距離は出ないが、画面上をタップするとすぐに表示してくれるのでノーストレス。私に必要な機能だけ凝縮されている点が嬉しい。腕時計型GPS距離計の弱点である電池の持ちが驚異的、18ホール回っても30%も減らない。
問題は妻の厳しい健康指導。「一駅前で降りて歩け」とか厳しい。スコア管理データをチェックされ、ダメ出しされないだけマシかな(汗)。
TEXT/Motoharu Tajima PHOTO/Takanori Miki THAKS/クアトロマーニ82(御成門)
※週刊ゴルフダイジェスト2024年5月7&14日合併号より
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