毎年、全国のゴルフ場で誕生するクラブチャンピオンたち。そのコースの会員となったからには目指してみたい頂点だろう。これら勝利の名誉はチャンピオンボードに名前を刻まれることで称えられる
が、これを自宅などに飾り、“自分を褒めたい”人のために個人ボードを製作するという企画だ。
60年の長きにわたりコンペの優勝カップや盾、表彰ボードなどを製作してきた「㈲トロフィー佐藤」という会社が企画した。
もちろんクラブチャンピオンボードだけでなく、理事長杯やホールインワンといった記念ボードも
製作可能。製造は完全に手作りで、1つ1つ専門の職人が木を削り出して作る。従って大量生産は
できず、毎月50点の限定品になるという。
ゴルフ場名はアクリル金ミラーの切り文字、木製プレートは金色で彫刻し高級感を演出する。この企画を発案した理由を、同社社長の佐藤健志氏は「ゴルファーの栄誉ある瞬間を刻むということには需要があると思いました。チャンピオンという栄誉を自宅でいつでも感じることができるこのボードは、ご自身へのご褒美はもちろん、チャンピオンに輝かれた方への贈り物としてもいいのでは」。
ただ、ゴルフ場名にそのコースのロゴを使う場合は権利問題が絡んでくるが、個人が記念品として製作し、かつゴルフ場側の承諾があれば問題ないという。「そういったチャンピオンたちはコースで長くいる方が多く、コース側も難なく承諾してくれるでしょう」と佐藤氏。
チャンピオンボードを自宅に掲げてみるのはいかが?
名前の刻まれるプレートが3枚の基本サイズ（写真）のほか、4枚と5枚のボードも用意されている。プレート3枚仕様の価格は6万3800円（税込）。彫刻代などすべて含まれている。この値段をどう思うか、その人の“思い入れ”次第だろう。
※週刊ゴルフダイジェスト2024年4月23日号「バック9」より
