高いドローが打ちやすいんです
クラブ契約はプロギア、14本中12本が同社製。ドライバーはプロギアのニューモデル、RSのロフト10.5度。「ドライバーが一番の得意クラブで、打つのが楽しいんです。新しいRS Xシリーズの3モデル、RS F、RS、RS MAXすべてをテストしましたが、持ち球のドローが最も打ちやすかったのがRSで、しかも高い弾道のドローが出てくれたので決めました」と本人。
このRS Xシリーズは発表されたばかりのモデルだが、約半年前にR&Aの認可が下りていて、小林は今季の開幕戦から使っている。グラフ内の番手別飛距離は自己申告でドライバー欄は270ヤードと記入。この数字からも自信を持っているのがわかる。
3Wも新しいRS PROTO TYPE♣♣(ツークローバー)。「RSジャスト(前モデル)よりも目に見えて飛びました。10ヤードは飛んでいます。練習場でテストして○でしたが、コースで使ったら◎になりました!」と絶賛。ロフトは15度で250ヤードを目安にしている。
5Wと2本のUTは昨年から継続してRSジャスト。この3本はアイアン感覚で〝狙うクラブ〟なので使い慣れたクラブを優先しているが、ニューRS Xもテスト中で、この先、スイッチする可能性もありそう。
アイアンは6I~PWで、プロギア01アイアン。「構えた時の見え方がイケメンで、吸い付く打感も好きです。操作性の高さで選びましたが、私には少しつかまりが良すぎたので、全番手フラットに調整してもらって使っています」。シャフトはスチールとカーボンを融合させた新構造のスチールファイバーを挿す。ネリー・コルダやリディア・コー、畑岡奈紗など女子のトップ選手に人気のシャフト。
3本のウェッジは、ロフト49度と53度がプロギア0TOUR、58度はフォーティーンDJ-4。パターはテーラーメイドTPトラスの限定カラー、ミッドナイトブルーバージョン。ボールはタイトリスト プロV1x。
今季は5月4週目のリゾートトラストで5位タイに入るなどトップ10内が4回。反面、予選落ちが6回ある。安定感は課題だが、それ以上の爆発力で一気に初優勝をつかむかもしれない。
1Wと3Wは6月発表の最新モデル
1W/プロギア RS(10.5度)・LIN・Q M40X(ブルー・6S)
3W /プロギア RS PROTOTYPE☘☘(ツークローバー・15度)・LIN・Q M40X(ブルー・6S)
5W/プロギア RSジャスト(18度)・アッタスV2(7S)
4U・5U/プロギア RSジャスト(22度・25度)・LIN・Q HY95(S)
6I~PW/プロギア 01・スチールファイバーi 110cw(S)
GW・AW/プロギア 0 TOUR(49度・53度)・DG EXツアーイシュー(S400)
SW/フォーティーンDJ-4(58度)・DG EXツアーイシュー(S400)
PT/TPトラス ミッドナイトブルーM4TC(3度)
BALL/プロV1x
※スペックは編集部調べ(スペックとスタッツは5月31日時点のもの)
※週刊ゴルフダイジェスト2024年6月18日号より(PHOTO/Hiroyuki Okazawa、Shinji Osawa、Tadashi Anezaki)