タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第31回は5月から発売開始された新モデルから2つを紹介しよう。

ショートパットが苦手な人の救世主となるか!?

2024年5月、スコッティキャメロンパターに、新しく4モデルが追加発売された。今回は、その中からファントム11とファントム11.5を紹介していこう。

画像1: (左)ファントム11(右)ファントム11.5

(左)ファントム11(右)ファントム11.5

この2本の最大の特徴は、弓矢をイメージさせるアローデザインと、ヘッドに切り込みの入ったカットデザインにある。これらの視覚的効果によって、自然にフェースをターゲットに向けやすくなっているのだ。パッティングの場合、基本的にボールはフェースが向いた方向に打ち出される。ゆえに、方向性が勝負となるショートパットに力を発揮するモデルと言えそうだ。

画像2: (左)ファントム11(右)ファントム11.5

(左)ファントム11(右)ファントム11.5

11と11.5の違いはネック形状だが、「インサイドイン軌道で打ちたい人、ブレード型から移行したい人には11.5、ストレートに近いインサイドイン軌道でストロークしたい人には11がおすすめ」(スコッティキャメロン ツアー担当・澤氏)だという。

アライメントに大きな安心感を与えるこの2本。方向性とショートパットに悩むプレーヤーへの福音となるか?

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/アクシスネットジャパンインク

※週刊ゴルフダイジェスト2024年6月25日号「キャメロンマニア宣言」より

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