先週は日韓共催「ハナ銀行インビテーショナル」が韓国で開催されたため、2週間ぶりの国内開催。そして、今週は難コースで知られる西那須野CCで選手会主催の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」が開催。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介!

6月20日(木)~6月23日(日)JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品

画像: 2023年JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP

2023年JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP

会場:栃木県 西那須野カントリークラブ(18ホール、7036ヤード、パー72)
賞金総額:5000万円、優勝賞金:1000万円

2021年から選手会主催で開催されている大会で、今年で4回目。選手たちが自分でスポンサーを探し、アイデアや夢を持ち寄り作り上げていく新しい形の大会となっている。

昨年は宮里優作が選手会の事務局長として大会実行委員長を務めた。石川遼のアイデアで、ローピングが選手近くまで寄っているので迫力ある男子ゴルフを間近で楽しむことができるほか、ファンサービスが多く企画され、試合観戦以外にも楽しめる工夫が多く凝らされている。

プレーバック2023

画像: 谷原秀人がツアー通算18勝目を挙げた

谷原秀人がツアー通算18勝目を挙げた

画像: 第3回大会優勝者は谷原秀人

第3回大会優勝者は谷原秀人

大会2日目、中島啓太が初のホールインワンを決めると、最終日にも大槻智春がホールインワンを達成するなど記憶に残る名場面がいくつも生まれた。
長野泰雅とのプレーオフに挑んだ谷原秀人は、しっかりとパーを拾い1ホール目で決着。ツアー通算18勝目、40代で4勝目となった。優勝杯を勝者に渡す役割である選手会会長が谷原秀人であったため「オレからオレ」の表彰式となり盛り上がりを見せた。

主な副賞(2023)
サトウのごはん4000食、温泉宿泊券、那須塩原特産品など

ホールインワン賞のほかに、大会4日間において、もっともインパクトのあるプレーをし、SNSや、メディア等の露出に貢献した選手には「サトウ食品 圧トゥー的賞」が与えられ、サトウのごはん1年分が贈られる。

画像: 副賞として温泉宿泊券と那須塩原特産品が贈られた

副賞として温泉宿泊券と那須塩原特産品が贈られた

練習日を取材したベテラン編集者が選ぶ注目選手

金田直之

画像: 金田直之(東建ホームメイトカップ、撮影/姉崎正)

金田直之(東建ホームメイトカップ、撮影/姉崎正)

千葉県出身の28歳。祖父はプロゴルファーの伊能一郎、父は日大ゴルフ部で川岸良兼と同期の金田二郎というゴルファー一家生まれ、2017年大学4年生の時にプロ転向している。実の弟がキャディを務めていますが、彼によると最近かなり気合が入っている様子。火曜日の指定練習日は大雨でしたがそれでも迷わず練習ラウンドに出たほど。やる気に満ち溢れる金田に注目したいです。

<2024年度スタッツ>
賞金ランキング:91位/リカバリー率:66.3%(13位)/フェアウェイキープ率:49.4%(42位)

長野泰雅

画像: 長野泰雅(関西オープン、撮影/岡沢裕行)

長野泰雅(関西オープン、撮影/岡沢裕行)

福岡県出身の21歳。父の影響を受けて9歳でゴルフを始め、2021年高校3年生のときに「九州ジュニアゴルフ選手権」を制してプロ転向。名前の「泰雅」はタイガー・ウッズが由来になっています。昨年の同大会では谷原秀人とのプレーオフで惜敗、今週はブリヂストンの新作で未発表のアイアンを投入し感触もいいとのこと。新しい武器で昨年の悔しさを晴らせるか注目です。

<2024年度スタッツ>
賞金ランキング:63位/平均パット数:1.76(21位)/ドライビングディスタンス:288.05(49位)

清水大成

画像: 清水大成(関西オープン、撮影/岡沢裕行)

清水大成(関西オープン、撮影/岡沢裕行)

福岡県出身の25歳。9歳でゴルフを始め、日大進学にすると大学1年生のときに「日本学生」で優勝、21年振りとなる1年生王者に輝いた。2020年にプロ転向し、昨年は「横浜ミナト」で61を叩き出すなど話題を作りました。全米オープンは悔しい予選落ちでしたが、ロバート・ベン・ボギー設計の難コース攻略に直近の海外経験が生きるのでは、と期待しています。

<2024年度スタッツ>
賞金ランキング:9位/平均パット数:1.6855(1位)/平均バーディー数:4.68(1位)

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