タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第32回は2017年以来の登場となった2種類のロングパターを紹介。
7年振りのロングパター
写真は、5月に発売された38インチのロングパター『ファントム11 ロングデザイン』と、『スーパーセレクト スクエアバック2 ロングデザイン』である。
重めのソールウェイトを配したヘッドに、硬めのシャフトと、長く太く重い専用グリップを装着したモデルで、市販モデルとしては、17年にリリースされたフューチュラ6M DB(37インチ)以来のロングパターとなる。
「全体を長くし、重いヘッドと太く重いグリップを採用することで、小手先に頼らない、ゆっくりしたストロークがしやすくなっています。ストロークのテンポが安定しない人、打ち急ぐクセのある人におすすめしたいパターと言えるでしょう」(スコッティキャメロン ツアー担当・澤氏)
使い方は、プレーヤーのお好み次第。少し短く持ってノーマルグリップで握るもよし。中・長尺パターのようにクローグリップで握るもよし。自分のプレースタイルに合わせてアレンジし、その性能を生かせる使い方を模索してみてはいかがだろうか。
PHOTO/Takanori Miki
THANKS/アクシスネットジャパンインク
※週刊ゴルフダイジェスト2024年7月2日号「キャメロンマニア宣言」より