資生堂レディス初日にトップに立ったのは桑木志帆。昨年はプレーオフで敗退し、涙を流した大会。リベンジに燃える桑木が初日7アンダーノーボギーの7アンダーで2位に2打差をつけて好スタートを切れた理由を一問一答。
画像: シーズンベストの65をマークし、中継インタビューに応じる桑木志帆

シーズンベストの65をマークし、中継インタビューに応じる桑木志帆

「いいイメージで回れるコース」(桑木)

―今日の調子は?

桑木 全体的に全部良かったです。

―シーズンベストスコアでした。

桑木 一番良かったです。

―去年のいいイメージが残っている?

桑木 いいイメージで回れるコース。なんかショットが良くなってきて、去年もショットがついていたので、セカンドショットもドライバーショットもイメージが出ています。

――今年のグリーンは例年よりやわらかいと言われているが?

桑木 デッドに行けていると思います。風も吹いていましたが、風も読んで打てていました。ドライバーも全然飛んでいるので、持つ番手が短くなっていた分、ピンにからめているかなって感じです。

―ニチレイも初日首位発進でした。

桑木 ラッキーって感じです。ニチレイのときは調子が良くなくてトップだったので、よくわからない感じでしたが、今日は調子が良くて、この位置にいられているっていうのは嬉しいです。これからあと3日あるが余裕があるかなって思います。

―去年の悔しさを思い出す?

桑木 18番はプレーオフをしたのですごく思い出してて、最後もバーディをずっと取りたいなと思ってやったのが、あの位置についてバーディが取れて良かったです。

―調子のバロメーターはアイアンのコントロールショット? 開幕から比べるとその精度が上がった?

桑木 本当にいままではショットの手応えが悪かったが、最近は思うようなショットが打てるようになってきて、今は手応えがあります。

―何を変えて良くなった?

桑木 手元が浮いていて、逃がしながら打っていたが、ニチレイのときも怖さがありました。それでインパクトのときに、手元を低めにして打つと、飛距離も出るし、いいショットも出て、つかまえにいかなくても動きのなかでつかまって飛んでくれるようになっています。

―3番ウッドを変えたようだが。

桑木 スピン量が多くなりすぎてアゲンストのときに吹き上がることがあった。ロフトを立ててスピン量を抑えて前に飛ばす狙いで15度を14.5度に替えました。

―明日以降は?

桑木 明日は雨模様なので、今日みたいなゴルフはできないと思いますが、崩れないことが一番なので赤字(アンダー)で回れるようにしたい。

桑木の7バーディノーボギーを本人自ら振り返る

画像: ホールアウト後、パッティング練習をする桑木

ホールアウト後、パッティング練習をする桑木

2番パー5・バーディ 「240Yのフォローを3Wで打って、ピンの奥7mを2mオーバーして入れてバーディ」

3番パー4・バーディ 「130Yを9番アイアンの軽めで打ってピンの左手前3mが入ってバーディ」

6番パー4・バーディ 「137Yがフォローだったので9番をコントロールショットで打ってピン左手前4m弱が入った」

10番パー4・バーディ 「140Yがアゲていたので7番アイアンを軽めで打って、ピン右ちょい奥2m入りました」

11番パー4・バーディ 「ピンまで187Y右からのアゲンストをUTの4番で打ってピン手前6mが入りました」

15番パー4・バーディ 「ピンまで155Yフォローを8番アイアンで打って、ピン横4mちょいが入りました」

18番パー4・バーディ 「ピンまで133YフォローをPWで打ってピン横1mちょいです」

今日のゴルフについて桑木のコーチが解説

画像: 桑木の練習をチェックする中村修コーチ

桑木の練習をチェックする中村修コーチ

みんゴルの「勝者のスウィング」でおなじみの中村修が今日のゴルフを振り返る。

「全部がかみ合っていました。今シーズンのベストラウンドです。パターが入ってショットが良くない、ショットが良くなくてパットが入ることもあるが、かみ合えばこういうラウンドができるというほど今は調子がいい。ボールもシャフトも変えて飛ぶようになり、小楠和寿トレーナーと取り組んできた結果が出ているんだと。筋力もついてきたのと、スウィングと体が合ってきたのが飛距離が伸びている理由です。明日以降も楽しみです」

桑木志帆のトレーナーを教えるトレーニング

桑木志帆のコーチが解説する勝者のスウィング

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