女子ゴルフの今季国内ツアー第18戦、資生堂レディス最終日が6月30日、横浜市の戸塚カントリー倶楽部西コースで行われ、1打差2位から出た21歳の桑木志帆が4バーディ、1ボギーの69で回り、通算11アンダーで待望の初優勝を果たした。単独首位から通算3勝目を目指した堀琴音は通算9アンダー2位に終わった。

故郷岡山の先輩・渋野日向子からも見えない力をもらった

画像: 2019年の第1回大会覇者が渋野で、そのときの帯同キャディ(中央)が今週バッグを担いでもらった門田実氏(撮影姉崎正)

2019年の第1回大会覇者が渋野で、そのときの帯同キャディ(中央)が今週バッグを担いでもらった門田実氏(撮影姉崎正)

故郷岡山の先輩・渋野日向子からも見えない力をもらった。2019年の第1回大会覇者が渋野で、そのときの帯同キャディが今週バッグを担いでもらった門田実氏。

「18番に行くときは雨が降っていたんですけど、門田さんが日向子ちゃんと優勝したときも同じような状況だったらしく、最後にアプローチしたところも同じだったみたいで、まったく同じ状況だねと話しながらやってました」

画像: 桑木に声援を送った家族や関係者たち(撮影/姉崎正)

桑木に声援を送った家族や関係者たち(撮影/姉崎正)

桑木は2003年1月29日、岡山県岡山市出身。4歳でゴルフを始め、2021年6月のプロテストに合格した。現在も倉敷芸術大に在学中で、趣味はカラオケ、好きな色はピンク、イエロー。初優勝はツアーデビューから出場93試合目での達成だった。

「今日は(支えてくれた父に)やっと優勝を見せられてよかった。一番の味方でもあるので、優勝して欲しいと思っていたと思うので、ほっとしています。次は2勝、3勝と勝利を重ねていけるように一生懸命に頑張ります」

大器が殻を破り、飛躍のときを迎えた。

桑木のコーチが解説する「勝者のスウィング」

桑木のトレーナーが指導する「簡単トレーニング」

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