今季海外女子メジャー第4戦アムンディ・エビアン選手権は現地13日、荒天順延となった第2ラウンドの続きと第3ラウンドをおこない古江彩佳が首位と1打差の2位タイの好位置をキープした。優勝なら2年ぶりLPGAツアー通算2勝目。また樋口久子、渋野日向子、笹生優花に続き日本勢4人目のメジャーチャンピオン誕生となる。長丁場となった3日目を終え古江が語ったこととは?

残り5ホールを消化し第2ラウンド終了時点で2打差の単独トップに立った古江は「(中断は)ラッキーでした。中断前の数ホールはショットが思うようにいかなかったので」と前向きのコメント。

5連続パーで第2ラウンドを終え、続く第3ラウンドはフロント9で2バーディを奪い快調だったが、後半ショットが乱れ11番で今大会初のボギーを叩くと12番でバウンスバックバーディを奪ったものの13番で再びボギー。通算13
アンダーでホールアウトし一緒に回ったオーストラリアのステファニー・キリアコウ(通算14アンダー単独トップ)に抜かされた。

「今日はショットがそれほど良くありませんでした。でも長いパットを入れてパーセーブできたし(全体としては)すごく良かったと思います」

画像: 3日目は「ショットは良くなかった」と話すが、パッティングでしのいだ(写真は24年フォード選手権3日目、撮影/Blue Sky Photos)

3日目は「ショットは良くなかった」と話すが、パッティングでしのいだ(写真は24年フォード選手権3日目、撮影/Blue Sky Photos)

同組のキリアコウが7バーディ(3ボギー)を量産し「彼女がバーディをたくさん決めて私はほぼバーディチャンスがなくて少しイライラしましたが、長いパットが入ったので良かったです」とあくまでもポジティブだ。

1打差を追う最終日は「今年は何度か優勝争いに加わっているので明日はタイトルが獲れたらいいな、と思っています。プレッシャーはあまり感じていません」と戴冠に意欲を見せた。残り18ホール、古江のタイトルへの挑戦は続く。

古江以外の日本勢は19位タイに岩井明愛、山下美夢有が28位タイ、西郷真央と竹田麗央が35位タイに並んでいる。ここまでの5人は世界ランク1位のネリー・コルダ、2位のリリア・ヴ(ともに43位タイ)より上位。

西村優菜が51位タイ、渋野が60位タイ、勝みなみが63位タイから巻き返しを狙う。畑岡奈紗と笹生優花は残念ながら予選落ちに終わっている。

古江彩佳のアムンディ・エビアン選手権をプレーバック

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