7月27日、パリ五輪ゴルフ競技(8月1日開幕)を前に男子日本代表の松山英樹と中島啓太の公式会見が行われた。そこで、意外な質問が海外のメディアから飛び出した。
「IOCがミックス(混合ダブルス)やダブルスのゴルフイベントもやろうという提案があるが、どう思うか?」
その質問に「う~ん」と少し間を置きながら、「とても面白いと思います」と松山が答えた。
パリ五輪では男女それぞれ個人競技のみが行われるが4年後の28年に行われるロス五輪以降では、IOCやIGF(国際ゴルフ連盟)がゴルフ競技にダブルスと混合ダブルスを追加する意向があるという。
その新提案に「今の競技方法だと個人としての競技でチーム感はだいぶ少ないので、上位二人でダブルスを組んでやるほうがより日本を背負っている、国を背負っている感じがあると思います」と松山がチーム戦(ダブルス)について好意的な考えを示した。
男女混合ダブルスといえば、東京五輪の卓球競技で水谷隼と伊藤美誠の金メダル獲得やバドミントン競技で渡辺勇大と東野有紗の銅メダル獲得で大きな盛り上がりを見せた。
ゴルフも個人戦に加えてダブルスや男女混合チームでメダルを目指す戦いが見られれば、松山が言うように「面白い」ものになりそうだ。