これぞ真のプロトタイプ〜プロ仕様アイアンと寸分違わぬ打感、形状〜
真骨頂1 鍛造は大きめの鉄を1回だけ。他にはない軟らかな打感を生む
すでにツアープロも実戦投入している『 X プロトタイプ』。大人気のX フォージドから派生したアイアンだが、番手によってヘッドが変わるコンボデザインなど、マニア心をくすぐる。打感を司る鍛造は、一般的なものより大きめの鉄を600トンで1回だけ。この段階で成型サイズは大きく、ここから多くを削ることで軟らかさが残る鉄の中央部を使えるという。他とは明らかに違う吸い付くような打感を実現する。
真骨頂2 7工程の精密CNC加工でヘッドの90%までが仕上がる
次の段階のCNC加工の技術が最大の特長。7つの工程を経てほぼ最終形まで仕上げる。マシンがデータに忠実に形を紡ぎ出すため誤差は極めて少ない。
真骨頂3 研磨で製品誤差を最小限に。落とす重さは約3グラム
次の研磨は、最終調整的な意味合い。職人が形を削り出すようなことがないため、プロ仕様と同じものが完成する。日本の最先端の技術が具現化する真の「プロトタイプ」。プロだけが知る打感、形状を僕らが味わえる時代がやってきた。
※CNC加工/コンピューター数値制御マシンによる削り出し
『X プロトタイプ』は3タイプのヘッド構成
『X プロトタイプ』は、4I、5Iはキャビティ、6I、7Iはハーフキャビティ、8I~PWはマッスルバックのコンボスタイルを採用。ロングアイアンはやさしく飛ばせて、ショートアイアンはピンポイントで狙っていける設計だ。形状は美しささえ感じるストレートネックで、顔にこだわる上級者も思わず唸る仕上がりとなっている。
鍛造から組み立てまで一貫生産
鹿沼に「ササキ」あり。ここが新たなアイアンの聖地になるかもしれない
今回の『X プロトタイプ』の製造を一手に引き受けているのが、栃木県鹿沼市にある「ササキ」だ。多くのOEM生産を抱える知る人ぞ知るメーカーで、最新CNC加工技術を駆使する同社は、他の追随を許さない世界一精巧なアイアン作りを目指すというだけあって、その製品は超精密さを誇る。同社の技術力の高さを知る世界のトップ選手からの依頼も後を絶たない。
【フィールドTEST】やさしいストレートネックにドはまりです
POINT01 かぶって見えないネックの処理が秀逸
この顔、ヤバい(笑)。ネックのストレート感が絶妙でまったくかぶって見えない。目の肥えたプロなら必ず反応する顔。めったにお目にかかれません。
POINT02 めちゃくちゃ食い付く! 自在に操作できる
打感は超絶軟らかい。フェースに食い付く時間が長いから自在に操作できます。特にショートアイアンは、軟らければ軟らかいほどいいですしね。
POINT03 フェースの下めでもしっかりボールを拾える
最近はフラットに振る選手が増えていて、打点も真ん中の下寄りに。そこで打って気持ちよくボールが拾いやすい、低めの重心設計。まったく難しくありません。
Callaway X PROTOTYPEは数量限定発売
『X プロトタイプ』はS20Cの軟鉄鍛造。4I~PWの7本組でカスタムオンリーの数量限定販売となっている。オリジナルの化粧箱に入って手元に届くなど特別感も満載、こだわり派のゴルファーにとって、この夏”要チェック”の逸品だ。
※直営店:キャロウェイ/トラヴィスマシュー青山店、キャロウェイ心斎橋店、正規ECサイトのみで展開
写真/三木崇徳
協力/木更津GC