タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第40回は2019年に復刻された歴史あるパター。

タイガー初優勝の記憶を呼び覚ますドミノパターン

写真は、T22シリーズのニューポート 2ツアーモデルである。

画像: (左)「ニューポート2 T22 TOUR」。マットブラック仕上げのヘッドに、機械彫刻で刻まれた赤いサークルTの文字が映えるT22。トレリウムは、ソフトフィールを実現するために10種類以上の金属を配合させた鋼材(右)「ドミノパターン」と呼ばれるデザインは、旧モデルから踏襲された

(左)「ニューポート2 T22 TOUR」。マットブラック仕上げのヘッドに、機械彫刻で刻まれた赤いサークルTの文字が映えるT22。トレリウムは、ソフトフィールを実現するために10種類以上の金属を配合させた鋼材(右)「ドミノパターン」と呼ばれるデザインは、旧モデルから踏襲された

T22は、1990年代後半から2000年代前半にかけて人気を博したトレリウムインサートのパター(※)に改良を加え、2019年に復刻されたパターである。
※トライレイヤードシリーズ、トレリウムⅡシリーズなど

ソールに配されたウェイトや、振動を抑えるバイブレーションダンピングシステムのアップグレードなどが主な改良点で、塗装もブラックオキサイト仕上げからマットブラック仕上げへと変更されている。

このパターを語るうえで忘れてはいけないのが、「ドミノ(ドット)パターン」と呼ばれる白い微粒子エストラマーを配したデザインである。

1997年にタイガー・ウッズが初めてマスターズを制したとき、その手に握られていたのは、このデザインが採用されたニューポートTel3であった。その白いドットを見た瞬間、タイガーのガッツポーズを思い浮かべてしまう。そんなゴルフファンは今でも少なくないはずだ。

歴史的シーンの記憶を呼び覚ますデザイン。それが、このパター最大の魅力ではないだろうか。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロンゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト2024年9月3日合併号「キャメロンマニア宣言」より

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