8月23日に開催された部門
・12~14歳の部 女子(本選)
・12~14歳の部 男子(本選)
・15~17歳の部 女子(本選)
・15~17歳の部 男子(本選)
12~14歳女子の部 入賞者を紹介!
■順位
優勝 5アンダー 生駒 留菜さん(いこま るな・名古屋市立御田中学3年生・愛知県)
2位 4アンダー 赤穂 未来さん(あこう みらい・神戸市立広陵中学2年生・兵庫県)
3位 1アンダー 長峰 真央さん(ながみね まお・千葉市立貝塚中学3年生・千葉県)
生駒留菜さんが赤穂未来との接戦を制した
身長152cmながら大人顔負けの飛距離を誇る生駒選手。今年6月に行われたジャカルタ世界ジュニアチャンピオンシップ2024の日本代表選手に選抜されるなどの経歴も。2日間で行われる本選。その2日目は首位と2打差からスタート。我慢のゴルフを続け、バックナイン中盤で単独首位に。最終ホールで赤穂選手が決めればトップに並ぶバーディパットを外し、対する生駒選手はパーセーブ。見事優勝を飾った。
「最終日は27パットでスコアを伸ばすことができました。ショットがいいとリズムに乗っていけるので、ティーショットが大事だと思っています。ドライバーが得意で、当たると230ヤードくらいです。クラブを上げる位置や切り返しのタイミングを意識するとしっかりボールをとらえられます。8月の終わりから”ハルチュー”(春の全国中学校選手権)の県予選も始まり、多くの試合があるので、今回の全国優勝の経験を生かして頑張りたいと思います」
12~14歳女子の部の優勝者には、10月に行われるスタンレーレディスホンダゴルフトーナメントへの出場権が付与される。彼女のパワフルなショットをテレビで見られるよう応援したい。
12~14歳男子の部 入賞者を紹介!
■順位
優勝 7アンダー 東 路敏さん(ひがし ろびん・熊谷市立大幡中学3年生・埼玉県)
2位タイ 7アンダー 沖田 雫さん(おきた しずく・佐倉市立井野中学3年生・千葉県)
2位タイ 7アンダー 堤野 洋介さん(つつみの ようすけ・桜井市立大三輪中学2年・奈良県)
東 路敏さんが3人のプレーオフを制す
12~14歳男子も女子と同じ、2日間競技。本選2日目、前半9ホールで1イーグル3バーディの5アンダーと怒涛の追い上げをした東選手。後半は1アンダーでこの日6アンダー、トータルで7アンダーという成績。全組ホールアウトののち、同じく7アンダーだった沖田選手、堤野選手とのプレーオフを実施。3ホール目までもつれ込んだが、終始安定したプレーを展開し、パー奪取で見事優勝。
「距離が短かく、セカンドはほぼアプローチの距離だったのでしっかり寄せて回ることができました。イーグルだった桃園2番ホールは、セカンド230ヤードのショットが入ったので前半は楽しいゴルフができました。後半は50cmのバーディパットを外してしまったので、優勝できないかと思っていましたが、プレーオフになると聞いたときは嬉しかったです。ティーショットから手が震えるくらい緊張していましたが、3ホール目では呼吸も整えられて安定したプレーができました。ドライバーは平均290ヤード飛ぶので、その飛距離が今回の優勝に繋がったかなと思います」
小学3年生からゴルフダイジェストジュニアカップに出場し、昨年は惜しくも2位だった東選手。今回は昨年の悔しさを見事晴らすことができたとのこと。しばらく試合はないが、趣味のヨガに取り組んでしかり体のケアを行いながら来年の夏は高1でのジュニアカップ優勝を目指したいと話した。